鬼滅ブームで荒稼ぎは本当か…女性声優20人「ギャラランキング」2位は花澤香菜、1位は?

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花澤香菜

小中学生の「将来なりたい職業」アンケートで3位にランクインするなど、いまや憧れの職業となっている声優。演技だけでなく、抜群のルックスや歌唱力を備えた逸材揃いの声優界に、テレビ業界が熱い視線を向けているという。

「最近、クライアントから『声優たちについて詳しい情報が欲しい』という要望が多く寄せられています。CMのナレーションなどだけでなく、タレントとしても声優の需要は増えているんです。

それぞれに熱狂的なファンが多く、イベントをおこなえば確実に動員数が見込めるし、グッズの売り上げもこの数年右肩上がり。広告業界ではターゲットを絞った広告展開をおこなう際、声優を抜擢する動きが加速化しています」(広告代理店マーケティング担当者)

今回、大手広告代理店がおこなった「好きな声優」アンケートの結果をもとに、人気の女性声優陣を紹介しよう。

CMギャラの額については、大手広告代理店のキャスティング担当者に、年間契約で提示すると仮定して実際に査定してもらった。

人気1位は水瀬いのり。多くのアニメ作品で主演クラスを務めるだけでなく、歌手としても2日間の武道館ライブで1万8000人を動員した。

「いのりん(水瀬の愛称)は、2010年に声優デビュー。2013年の大ヒット朝ドラ『あまちゃん』では、架空のアイドルグループ『アメ横女学園芸能コース』の成田りな役として出演しました。挿入歌の『暦の上ではディセンバー』を『NHK紅白歌合戦』で披露。

埼玉・秩父市を舞台としたアニメ『心が叫びたがってるんだ。』では、西武鉄道とコラボして、西武秩父駅での一日駅長や西武ドームでの始球式も務めました」(声優ライター・以下同)

2位は「ざーさん」こと花澤香菜。2020年に、声優の小野賢章と結婚した。

「社会現象化した映画『鬼滅の刃』では柱の一人、甘露寺蜜璃役を務めました。14歳で声優に挑戦したころは、演技も拙い印象でしたが、『アニメグランプリ2010』で、『最優秀女性声優賞』を受賞。実家は東京・日野市にある『おいなり食堂』で、店名は彼女が命名したそうです」

■写真集を発売すれば予約時点で重版決定

3位は鬼頭明里。『鬼滅の刃』で竹を咥えた鬼の少女、竈門禰豆子役を演じた。鬼滅人気に加えて、そのルックスからオファーが急増中だ。

「特技はイラストで、2017年の『ブレンド・S』に日向夏帆役で出演した際には、第2話で(女のコ同士の仲睦まじい様子を描いた) “百合” イラストを公開。SNSでも、よく自分が演じるキャラクターを描いて投稿しています」

4位も鬼滅組。胡蝶しのぶ役の早見沙織だ。

「中学1年から養成所に入り、2006年に現在の事務所に所属し、女子高生声優として活躍しました。作詞作曲もこなし、歌唱力も抜群です。柔らかい声を生かしたナレーションでも活躍しています」

5位は内田真礼。ネットでは「まれいたそ」と呼ばれるが、名前の読みは “まあや” 。声優の内田雄馬は実弟だ。

「2012年、特撮ドラマ『非公認戦隊アキバレンジャー』で、女優としてもデビューしました。東京出身ですが、元福岡ソフトバンクホークスの新垣渚投手に魅了されてファンに。

福岡でライブをおこなった際、『いざゆけ若鷹軍団』をアンコールで熱唱するなど、鷹ファンにも認知されており、ヤフオクドームで始球式もおこないました。そのとき、引退して球団職員になっていた新垣さんが捕手を務めました」

6位は “あやねる” こと佐倉綾音。女優の浜辺美波とは親友であり、ユーチューバーのフワちゃんは高校の同級生。

「浜辺がツイッターに佐倉と色違いの靴を履いたことを興奮気味にアップし、自身のラジオ番組でも2人でのお出かけを報告するなど、ガチ親友です。声優としてはお嬢様役から少年役までこなす実力派。巨乳でスタイルも抜群で、2018年に発売された写真集は予約時点で重版が決定しました」

好きな声優ランキング/女性編

7位は茅野愛衣。超癒やし系ボイスだが、じつは相当な酒好きでも有名だ。

「前職はリラクゼーション関係の仕事で特技はマッサージという、まさに癒やしの女神。ほんわかした声質で、美少女キャラを多く演じていましたが、近年はドMキャラやお母さんキャラなど、演技の幅を広げています」

8位は竹達彩奈。中学3年生で事務所に所属し、当時の最年少記録だった。

「大ヒット作『けいおん!』のあずにゃんこと中野梓役で大ブレイク。ソロ歌手としてだけでなく、16位の悠木碧とユニット『petit milady』でも活躍しています。低身長、爆乳のいわゆるロリ巨乳。2019年、人気声優の梶裕貴と結婚しました」

9位は雨宮天。

「名前の読みは『そら』ですが、愛称は『てんちゃん』。AKB48の横山由依にそっくりと言われています。本人も意識している様子です」

10位は飯田里穂。NHKの『天才てれびくん』などに出演していた元子役だ。

「『ラブライブ!』の声優ユニット『μ’s』として『紅白歌合戦』に出演。2019年に発売されたフォトブックでは、水着や下着姿を披露しました」

11位以下にも、2008年のミスインターナショナル日本代表ファイナリストであり、前職は舞台の照明技師という藤井ゆきよや、ハーフ美女の鷲見友美ジェナ、旧ソ連が大好きというサブカル女王、上坂すみれなど粒揃い。

■低身長が逆に魅力ブレイク予備軍も多数

「ランキングに名前を連ねる声優はみんな美形ですが、身長が低いというのも特徴です。小柄な女性は貧相に見えてしまいがちですが、声優であれば担当するアニメのキャラとマッチして、コケティッシュで魅力的に映るんです。

一方で、声優そのものの稼ぎは意外に薄給です。声事協(日本声優事業社協議会)という業界団体が定めたランクによるギャランティ基準があり、新人はアニメ1話に出演して1万円くらい。ベテランでも10万円を超える声優は少ないです。

ただ最近のアニメブームで、広告代理店やテレビ業界は、声優たちを『隠れたダイヤの原石』と考え、人材発掘に力を入れています。ギャラが安価なうえにコアなファンが多く、ターゲットを絞ったマーケティングがしやすいんです。

実際、大物芸能人のCMギャラは5000万円以上ですが、声優なら水瀬さんクラスでも2000万円程度ですし、ほとんどの声優が1000万円にも満たない。

個人的には、鬼滅のメイン役を務めた鬼頭さんに注目しています。露出が急増しているので、今後ギャラも2000万円台に手が届くでしょう。声優業界にはブレイク予備軍が多く、“最後のフロンティア” と呼ばれています」(前出・マーケティング担当者)

20年前は男女合わせて400人程度だった声優だが、今では1500人以上いるといわれている。鬼滅ブームを追い風に、本業以外のギャラ高騰は間違いない。

※ランキングは、14歳から34歳までの男女1000名のテレビ視聴者による好きな声優アンケートの結果をもとに作成。CMのギャラは年間契約の推定提示額

(週刊FLASH 2021年6月1日号)