千葉のフリッピン、母の故郷で「キーになった」 BリーグCS準決勝第1戦

 試合後、那覇市に住む親戚からもらったというオリオンビールのTシャツを着て、記者団の前に現れたのは、母親が沖縄出身である千葉のコー・フリッピンだ。放った5本のシュートを全て沈め、後半だけで11得点。大野篤史HCに「キーになった」と言わしめる活躍ぶりで、勝利の立役者の一人になった。

 米国育ちだが、幼い頃は毎年夏場の期間はほぼ沖縄で過ごしていたという。この日は祖母など沖縄の親戚も会場で観戦し「いいパフォーマンスができて、親戚もいい気分になってくれたと思う」と頬を緩めた。

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