アイズワンの活動終了したAKB本田仁美が登場「久しぶりにみんなとステージに立ててうれしい」

約2年半ぶりにAKBに復帰した本田仁美

AKB48チーム8が23日、神奈川・横浜のぴあアリーナMMで「全国ツアー ~47の素敵な街へ~ファイナル 神奈川県公演『真っ青な空を見上げて』」を開催した。

2014年1月のオーディションで各都道府県からメンバー1人が選ばれ、結成されたチーム8。同年12月から石川県を皮切りに全国ツアーをスタートし、約6年半かけて46都道府県を巡ってきた。

中盤MCでは、日韓ガールズグループ・IZ*ONE(アイズワン)としての活動を4月28日で終了し、韓国から帰国した栃木代表メンバー・本田仁美(19)が登場。約2年半ぶりにAKBに“復帰”した。

本田は3人のバックダンサーを従え「涙の表面張力」をソロ歌唱。韓国で鍛えたパフォーマンス力を見せつけた。

その後、本田は、コンサート会場である神奈川の代表メンバー・小田えりなと「思い出のほとんど」をデュエット。間奏で、小田から「ひぃちゃん(本田)、おかえり!」と迎えられると、「皆さん、ただいま! うれしいです」と笑顔を見せ「ツアーファイナル公演、おめでとう!」とこの日の主役・小田を祝福した。

仲良しで知られた2人。向き合って歌う場面では、感極まって小田と本田が涙をぬぐう姿もあった。

歌唱後、他のメンバーも登場し、本田の復帰を祝福。千葉代表の吉川七瀬は「アイズワン大好きです!」と興奮気味で、同グループ楽曲「Beware(ビーウェア)」での本田の歌マネとダンスを披露した。

2年半ぶりに再会したことでメンバーの変化を聞かれると、本田は「濱(咲友菜)が大人っぽくなって、(永野)芹佳も背が高くなったけど、みんなわりと変わってない」としみじみ。「久しぶりにみんなとステージに立ててうれしいです」と久しぶりの共演を喜んだ。

アイズワンは、韓国のアイドルオーディション番組を勝ち抜いた日韓12人のメンバーで18年4月に結成され、同年10月にデビュー。AKBグループの活動を休止し、本田とHKT48の宮脇咲良、矢吹奈子の3人が所属し、21年4月まで2年半の期間限定で活動していた。

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