【大相撲】八角理事長が協会あいさつで〝キャバクラ休場〟の朝乃山に言及

協会あいさつで八角理事長は朝乃山の休場に触れた

大相撲夏場所千秋楽(23日、東京・両国国技館)、日本相撲協会の八角理事長(57=元横綱北勝海)が協会あいさつで謹慎休場中の大関朝乃山(27=高砂)について言及。役力士らとともに土俵に立ち「違反行為により大関が休場したことは大変遺憾」と述べた。

朝乃山は夏場所前のキャバクラ通いが報じられ、新型コロナウイルス対策のガイドライン(不要不急の外出禁止)に違反していたことが発覚。12日目(20日)から謹慎休場した。

現在はコンプライアンス委員会が事実関係を調査中。処分案がまとまり次第、理事会で正式な処分が決定する。

相撲協会は今月27日に定例理事会を予定しているが、芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)は「そんなに早く出ない」としており、朝乃山の処分は6月になる見通し。「出場停止」の懲戒処分が有力視されており、大関からの陥落が決定的な状況となっている。

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