長崎を拠点に活動する写真家、西澤律子さん(56)の作品展「me time~色と旅するじぶん時間~」が、ハウステンボス(HTB、佐世保市)内の美術館「パレスハウステンボス」で開かれている。6月28日まで。
西澤さんは中学校教師として働いていたが、40歳の時に研修で滞在したカナダに魅了されて移住。写真を学び、42歳から活動を始めた。45歳で帰国してからも、国内外を旅しながら風景や人々の日常を写真に収めている。
会場にはスウェーデンやフランス、カナダなど世界各地で撮影した花や動物、風景、人などの写真約200点を展示。県立佐世保北高1年の川瀬優子さん(16)は「明るく優しい写真ばかりで、すごくきれいだった」と笑みを浮かべた。
西澤さんは「現代社会は忙しくて自分の時間が少ないけど、世界には自然の中でゆっくり過ごしている人がいる。自分の時間を大切にしてほしい。写真を見ている時間が『me time』になれば、うれしい」と話した。
世界各地の風景など200点 パレスハウステンボスで西澤さん写真展
- Published
- 2021/05/23 23:35 (JST)
- Updated
- 2021/05/24 23:42 (JST)
© 株式会社長崎新聞社