元総務相 “コーツ発言”に「あまり驚かなかった」「日本国政府も同じような考え」

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「何が何でも開催」なのか

元総務大臣で前鳥取県知事の片山善博氏(69)が23日、BS朝日「BS朝日 日曜スクープ」に出演し、東京五輪・パラリンピックを巡り波紋を呼んでいる国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長(71)の発言に言及した。

21日にコーツ氏は会見で「大会開催中に東京に緊急事態宣言が出されたら、開催するのか?」と問われ「その質問に対する答えはイエスだ」と発言していた。

これについて片山氏は「私はあまり驚かなかったんです」と感想を述べ「何が何でもやるという意思を固めていて、それを率直に表現されたのかなと。よく考えてみますと、日本国政府も同じような考えなんじゃないか。総理(菅義偉氏)の決まりきった答弁があるじゃないですか。『安全・安心』なんていう。あれは結局、『何が何でもやりますよ』というのを言ってるんじゃないかと、私は思ってる」と分析した。

そのうえで「日本政府の要人から『ちょっと待ってくれ』とか『言い過ぎじゃないか』という反論が今のところ出てない。ということは、何らかの意思疎通をしたことの表現の違いではないか」とコメント。

続けて「ただ、日本のこの状況の中で、日本の国民の方々の共感を得ることはないと思います。火に油を注ぐ、という風になりかねない。不用意な発言じゃなかったかと思う」と断罪した。