パワーが予選通過。最後のイスはシルベストロが獲得【順位結果】第105回インディ500予選2日目/ファイナルチャンス・シュートアウト

 NTTインディカー・シリーズ第6戦にスケジュールされた第105回インディアナポリス500マイルレース。23日に予選2日目となるポールデイが実施され、13時から14時30分までは、31~33番グリッドを決めるラストチャンス・シュートアウトが行われた。

 予選1日目の31番手以下の5台、セージ・カラム(ドレイヤー&レインボールド)、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)、シモーナ・デ・シルベストロ(バレッタ・オートスポート)、チャーリー・キンボール(AJフォイト・レーシング)、RC.エネルソン(トップ・ガン・レーシング)が最後尾列の3グリッドを争う。

 ラストチャンス・シュートアウトでは、1回ずつ4周走行のアテンプトを行っていき、その後は14時30分まで再アテンプトが可能だ。

 まずはくじ引き順にカラムがアタック。平均229.156mphと前日よりもスピードを上げてくる。

 続いて悩める2018年インディ500ウイナーのパワーがアテンプトへ。パワーは4周目にウォールにタッチするもアクセル全開でアテンプトを続ける。しかし、カラムのスピードに及ばず228.876mphを記録する。

 シルベストロは平均228.353mphで3番手でオン・ザ・バブルに。キンボールは1周目から228mph台とスピードが伸びず平均227.811mphと4番手に。

 5人目のアテンプトとなるエネルソンも、1周目を227.939mphといちばん遅く、平均227.298mphで最下位に。

 5人全員のファーストアテンプトが終わり、残り時間は51分。ここからは先着順で時間ギリギリまでアテンプトが行えるも、マシンが熱をもっており、すぐにはアテンプトへ行けない状態に。

残り16分を切ったところで、再びエネルソンがアテンプトへ。しかし、1回目よりもスピードは出ず平均226.813mphでシルベストロを交わせない。

 そして残り7分でキンボールのマシンにエンジンが。キンボールも1回目のアテンプトよりも遅い227.584mphを記録。

 時間いっぱいとなり、最後尾列は、31番グリッドをカラム、32番グリッドをパワー、最後の椅子となる33番グリッドをシルベストロが獲得した。

■第105回インディアナポリス500マイルレース/ラストチャンス・シュートアウト総合結果

Pos. No. Driver Team Engine MPH Session

31 24 S.カラム ドレイヤー&レインボールド・レーシング C 229.156 Pole Day

32 12 W.パワー チーム・ペンスキー C 228.876 Pole Day

33 16 S.デ・シルベストロ バレッタ・オートスポート C 228.353 Pole Day

72 11 C.キンボール A.J.フォイト・レーシング C 227.811 / Withdrawn Pole Day

73 11 C.キンボール A.J.フォイト・レーシング C 227.584 / Failed Attempt Pole Day

74 75 RC.エネルソン トップ・ガン・レーシング C 227.298 / Withdrawn Pole Day

75 75 RC.エネルソン トップ・ガン・レーシング C 226.813 / Failed Attempt Pole Day

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