ウナギ稚魚県内不漁深刻 20年度、前年比30キロ減

 ニホンウナギの稚魚「シラスウナギ」の2020年度の県内採捕量が220キロだったことが、県のまとめで分かった。県の統計で過去最低だった18年度の73キロは上回ったが、依然深刻な不漁が続いており、資源回復の兆しは見えない。県は要因については「密漁による個体数の減少や、潮流など環境の変化などが考えられる」と分析している。

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