新型コロナウイルスの高齢者向けワクチン接種を巡って、4月下旬に菅義偉首相が打ち出した「7月中完了」の見通しが当初立てられなかった県内の複数の自治体に対しても、国や県が完了時期の前倒しを求める働き掛けをしていたことが宮崎日日新聞の取材で分かった。総務省や県幹部に加え、地元選出の国会議員関係者から「何とかならないか」と連日催促された自治体もあり、「過去に例を見ない圧力だった」と打ち明ける。
高齢者ワクチン「7月完了」 「圧力」県内自治体にも
- Published
- 2021/05/24 09:03 (JST)