西島秀俊主演「シェフは名探偵」第1話に井上小百合、玉置玲央、冨手麻妙、奥田洋平がゲスト出演

テレビ東京系で5月31日にスタートする連続ドラマ「シェフは名探偵」(月曜午後11:06)の第1話ゲストとして、井上小百合、玉置玲央、冨手麻妙、奥田洋平がゲスト出演することが分かった。

同作は、近藤史恵氏の人気小説シリーズ「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」「マカロンはマカロン」を原作としたグルメミステリードラマで、フレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」のシェフ・三舟忍(西島)が、卓越した料理の腕で客を癒やしつつ、ずば抜けた記憶力と人並外れた洞察力で、訪れた客たちが巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を解決していく。

来店したカップルと思われる男女2組のトラブルに、三舟が首を突っ込んでいく第1話。恋人らしき男性と店内で口論してしまう川出恵子役を、乃木坂46の元メンバーで今回が卒業後初ドラマ出演となる井上が、恵子と来店する男性・鶴岡正役を玉置が務める。

井上は自身の役柄について「家族思いの心優しい性格である一方、そんな家族との心のすれ違いにもどかしさを抱えています」と触れつつ、「家族でなくとも、人間関係の悩みはさまざまな環境でつきものだと思いますが、そんな気持ちを、おいしい食事と温かいおもてなしで、優しく救いとってくれるような、おなかも心もいっぱいになるような作品です」と本作の魅力を語った。

玉置もまた「鶴岡という役は職人気質の寡黙な人物で、自分自身が持ち合わせていない部分をたくさん持っていてとても魅力的でした。お陰で演じさせていただくのが非常に楽しかったです。純粋無垢に人が人を思う気持ちというのはやはり非常に美しくて、視聴者の皆さまにもそれが少しでも届けばいいなと思って精いっぱい演じさせていただきました」と報告。また、「西島さんをはじめとした出演者の皆さま、監督やスタッフの皆さまがつくり出した現場の雰囲気は非常に心地良くて、この作品自体が一つの大きな料理で、最高の素材と最高のシェフたちが集まった現場だったんだなと思います。どんな料理が完成したのか、ぜひお楽しみに!」と見どころを語っている。

さらにもう1組のカップル、好き嫌いがやたら多く三舟や副料理長の志村洋二(神尾佑)を困らせる粕屋孝一を奥田、一緒に来店する桶谷百合子を冨手が演じる。

冨手は「私が演じさせていただいた桶谷百合子という女性は、少し人とは違ったいびつな愛の形を持っている女性かもしれません。そんな女性が『ビストロ・パ・マル』の方々とお料理に救われ、彼女を演じる私自身にとっても幸せな気持ちになりました。愛情を込められたお料理の力は本当にすごいですね。この大変な世の中すらも救えるんじゃないでしょうか。しかし、私は劇中のお料理が本当に本当においしすぎて、食べすぎて衣装のズボンが入らなくなりました(衣装部さんごめんなさい!)。ぜひ皆さんもおなかをすかせてご覧くださいね!!」と三舟が手掛ける数々の料理の素晴らしさに、“飯テロ”要素があることを明かした。

奥田は「撮影前の衣装合わせで、数パターンを試していき、白のタートルネックセーターを選んでいただき着た時に『これですね!』と、監督やスタッフ、みんなでイメージが一致したことをよく覚えています。好き嫌いが多く、常に神経質なところがある粕谷氏が着ていそうな感じがしたからだと思います。演じる上で、大きなきっかけになりました。『料理と推理』という、思わず唸ってしまう組み合わせと、料理長の魅力的なキャラクターは必見です! 余談ですが、普段から、白タートルをよく着ています」と見どころをアピールしている。

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