リーグ最終戦でスタメン落ちC・ロナウドが試合後に意味深な投稿

クリスチアーノ・ロナウド(ロイター)

イタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)が大事なリーグ最終戦でスタメンから外れた試合後にSNSに〝意味深な〟投稿をし、波紋が広がっている。

10連覇を逃したユベントスは23日(日本時間24日)ボローニャに4―1で勝利し、ナポリが引き分けたため、4位に浮上し、来季欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。試合後にアンドレア・ピルロ監督(41)はC・ロナウドについて「それは共通の選択だった。彼は疲れていたので、私はモラタのようなフレッシュな選手をプレーさせることにした」と説明した。

ただ、C・ロナウドは試合後にインスタグラムにロッカールームで大騒ぎするイレブンの写真とともに、モノクロで自身の口に人差し指を当てている顔のアップ写真を公開し「FINO ALLA FINE(最後まで)Ssssiiiii」と書き込んでいる。「FINO―」はチームの今季スローガンで「最後まで」という意味で写真とともに何とも意味深なメッセージといえる。

英紙「デーリー・スター」は「大事な最終戦で」先発落ちしたC・ロナウドについて「センセーショナルな主張は、今年の夏の(イングランド・プレミアリーグ)のマンチェスター・ユナイテッドへの衝撃的な復帰に関する憶測が続いていることから来ている」と伝えている。

C・ロナウドはユベントスとの契約が2022年6月末まであるものの、今夏にフランス1部パリ・サンジェルマンやマンチェスターUへの移籍が報じられている。ユベントスが最終戦で来季CL出場権を獲得したことで選択肢は広がっている中、スーパースターはどんな決断を下すのだろうか。

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