2部降格のブレーメンFW大迫にJクラブが興味も問題は2億6000万の移籍金か

大迫勇也

Jリーグ復帰はあるのか。ドイツ1部ブレーメンの日本代表FW大迫勇也(31)の来季去就が注目されている。

ブレーメンは今季7勝10分け17敗の勝ち点31でリーグ17位となり、41年ぶりの2部降格が決定したことで大迫の来季去就が注目されている。特に昨季から出番が激減しており、今季もFWながらリーグ戦で得点ゼロとあって各方面から非難を浴びており、地元メディアでもかねて退団が叫ばれている。

そうした状況の中、Jクラブ関係者は大迫について「夏に日本に戻ってくるかも知れない」とし、すでに獲得への興味を示し、調査を行ったJクラブもあるという。「実際にほしいというクラブはあるだろう。だけど少なくても(移籍金として)200万ユーロ(約2億6000万円)かかるから」と指摘する。

その上で「大迫の古巣鹿島? それはどうかなって。資金面が厳しいんじゃない?それに鹿島だけではなく、どこのクラブもコロナの影響で赤字だし、なかなか厳しいと思う。200万ユーロがネックになるんじゃないかな。(鹿島の親会社)メルカリが特別予算を組んでくれるなら別だろうけど…」と同関係者は、Jクラブが置かれた現状を解説した。

新型コロナウイルスの感染拡大が続く影響で各クラブの収入は激減。予算も縮小されている中、果たして欧州で活躍した日本選手の出戻りはあるのだろうか。

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