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【オタワ（カナダ・オンタリオ州）2021年5月21日PR Newswire＝共同通信JBN】カナダ造幣局（Royal Canadian Mint、造幣局）は企業活動、事業に影響する市場、今後12カ月の予想を理解する手掛かりを盛り込んだ2021年第1四半期の決算報告を発表した。
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カナダ造幣局のMarie Lemay社長兼最高経営責任者（CEO）は「造幣局の第1四半期の好調な業績は従業員の献身、回復力、柔軟性の証である。造幣局はCOVID-19パンデミックの下、主要鉱業・金融部門に提供する基幹サービスを滞らせることなく、従業員の健康と安全を優先してきた。造幣局はパンデミック対応の陰で、今後数年の持続的収益性の基礎を築く新たな長期戦略の実施に乗り出した」と語った。
決算報告はwww.mint.ca から入手できる造幣局の2021年第1四半期報告とともに読んでいただきたい。特に断りのない限り、金額は全てカナダドルで表記されている。
▽財務と運用の概要
＊造幣局は2021年第1四半期に収益を81%伸ばし、税金など調整前の当期連結利益は2600万ドル（2020年650万ドル）だった。収益増は貴金属、流通通貨事業の双方に及ぶ。同期に売り上げた地金量の増大が主な原因で、それに比例して造幣局の収益と販売コストが増えた。利益率は前期比1.6%上昇したが、2021年の貨幣製品と外国流通コイン販売の好業績が主因である。
＊2021年の連結収益は9億280万ドルに増加した（2020年4億9840万ドル）。2021年の貴金属事業収益は8億5200万ドルに増加（2020年4億6520万ドル）
＊金地金量は前期比65%以上増えて32万8500オンス（2020年19万8100オンス）、銀地金量は52%増えて990万オンス（2020年660万オンス）
＊2021年の貨幣製品販売は3150万ドルに増大（2020年2130万ドル）。2021年の金製品販売の増加、および、COVID-19パンデミックのため2020年の貨幣製品生産が一時休止されたことによる
▽2021年の流通事業収益は5080万ドルに増加（2020年3310万ドル）
＊コインとブランクの生産、出荷が3億1900万枚になり、外国流通事業の収益が前期比162%伸びた。2020年のコインは2億6500万枚
＊第1四半期に財務省の在庫として生産、販売されたカナダ流通コインは7700万枚（2020年は7600万枚）
＊全体として業務費は前期比15%増の2560万ドル。主に計画されたコンサルティング、造幣局の事業転換イニシアチブの実施に関連する偶発的人件費による
＊現金および現金同等物は9110万ドルに増加（2020年12月31日現在6730万ドル）
▽連結決算と財務実績は以下の通り（単位は100万カナダドル）
造幣局は事業継続計画の一環として、継続的運営を支援するグローバルサプライチェーンと物流ネットワークの能動的監視を続ける。造幣局は最善の努力にもかかわらず、特に2021年4月8日発令されたオンタリオ州の非常事態宣言と州全域の外出禁止令の観点から、COVID-19が引き続き2021年の業績に影響を及ぼすとみている。造幣局はオンタリオ、マニトバ両州の状況を引き続き見守り、それに応じて運営を適用させる。
造幣局の2021年第1四半期報告の詳細はwww.mint.ca を参照。
▽カナダ造幣局について
カナダ造幣局（Royal Canadian Mint）はカナダで流通するコインの鋳造、流通に責任を持つ国営企業である。造幣局は世界最大で最も多様な造幣局の1つであり、幅広い特殊な高品質コイン鋳造商品とそれに関連するサービスを国際規模で提供している。造幣局とその商品、サービスの詳細はwww.mint.ca を参照。また、Twitter、Facebook、Instagramで造幣局のフォローを。
▽問い合わせ先
Alex Reeves
Senior Manager, Public Affairs
Tel: (613) 884-6370
reeves@mint.ca
ソース：Royal Canadian Mint (RCM)
