尾崎世界観、岡崎体育、伊集院光、岡田圭右、武井壮、井戸田潤にアンケート実施
早くも開幕から2か月が過ぎようというプロ野球2021シーズン。セ・リーグでは阪神が圧倒的な強さを誇る一方、パ・リーグでは例年以上の混戦模様が展開されている。梅雨空もモノともしない熱戦が繰り広げられる真っ只中の25日、ファン待望の「日本生命セ・パ交流戦 2021」がスタートする。
昨年はコロナ禍の影響により実施されず、2年ぶりとなる交流戦。ファンにとって普段は見られない貴重な対戦が楽しめる場だが、同時に各チームにとっては「交流戦を制するものはペナントレースも制する」と言われるほど、ここでの成績が後に優勝争いに大きな影響を与えることもある。
2019年以前の5シーズンを振り返ってみると、ヤクルトが優勝した2018年を除き、ソフトバンクが貫禄の4度優勝を記録。リーグ間の勝敗を見てみると、交流戦がスタートした2005年以来、2009年を除く14シーズンでパ・リーグが勝ち越している。
今季の交流戦はどんな展開となるのか、誰しも気になるところ。そこで「Full-Count」では、大の野球好きとして知られる尾崎世界観さん、岡崎体育さん、伊集院光さん、岡田圭右さん、武井壮さん、井戸田潤さんにアンケートを実施。「DAZN」で配信される「BASEBALL ZONE」でMCを務める6人の著名人が期待する交流戦とは……？
◇ ◇ ◇
【アンケート項目】
（1）交流戦の優勝予想チームは？
（2）セ・パ、勝ち越すのはどちら？
（3）ダークホースとなりそうなチームは？
（4）交流戦の注目選手は？
（5）過去の交流戦で印象に残ったシーンは？
（6）これだけは伝えておきたい、今季交流戦の注目ポイントは？
◇尾崎世界観さん（ヤクルト推し）
（1）阪神
（2）パ・リーグ
（3）オリックス
（4）オリックス・宮城大弥投手、西武・平良海馬投手、ロッテ・マーティン外野手
（5）2005年のヤクルト-ソフトバンク戦で、石川（雅規）投手がバティスタ内野手に（死球を）当ててしまい、怒ったバティスタがマウンドに走っていった……と思ったら、すぐに向きを変えて一塁に走っていった場面。2015年のヤクルト-ロッテ戦で、シーズン途中に独立リーグからヤクルトに加入したデニング外野手が打った逆転満塁ホームラン。球場のライトスタンドで見ていて、感動しました。あと、交流戦でロッテの応援を見るのがいつも楽しみです。他のチームの応援にはない勢いがあって、見ていて興奮します。
（6）ヤクルトの近藤（弘樹）投手が古巣の楽天打線を抑えるところを見たいです！
伊集院さんの注目は「セの足のエキスパートたちvs甲斐キャノン」
◇岡崎体育さん（阪神推し）
（1）阪神
（2）パ・リーグ
（3）西武
（4）阪神・中野拓夢内野手
（5）阪神・原口文仁捕手が打った大腸ガン克服のタイムリーツーベース（2019年ロッテ戦）。
（6）試合中のセンスの声掛け
◇伊集院光さん（日本ハム推し）
（1）阪神
（2）パ・リーグ
（3）楽天。田中将大投手のエンジンが掛かる時期。セの主催試合（DH制がない＝アウトが計算できる）で調子を上げてくる。
（4）ヤクルト・並木秀尊外野手、中日・高松渡内野手といったセの足のエキスパートたちと、ソフトバンク・甲斐拓也捕手との対決が見たい。延長戦がないことで終盤のピンチランナーの起用が重要。
（5）具体的なシーズンはないが、勝ってもゲーム差が縮まらないイメージがある。
（6）ピンチランナー
◇岡田圭右さん（オリックス推し）
（1）オリックス。今年は特にいい！
（2）パ・リーグ。いいドラフトをして、いい人材を獲得しているからか。
（3）阪神。関西ダービーを頂上決戦として迎えられたら……。ピッチャーがいい。
（4）阪神・佐藤輝明内野手vsパ・リーグ投手陣。オリックス・杉本裕太郎外野手が交流戦でもう一度、花開け！ オリックス・宮城大弥投手。
（5）2013年のヤクルト-オリックス戦でバルディリスのホームランをゲットした。基本は外野席で応援するスタイル。この時のホームランボールは近くにいた少年にプレゼントしました。東京ドームでの交流戦はエキサイティングシートで観戦して、坂本（勇人）内野手、安達（了一）内野手からボールをもらったことがあります。
（6）以前はパ・リーグの実力を見せる舞台と言えばオールスターでしたが、今は交流戦。今年はセ・リーグの底力を見せてほしいし、発見したい！ 同時にパ・リーグは取りこぼしができません。
武井壮さんは同級生のDeNA・三浦監督にエール「巻き返すきっかけに」
◇武井壮さん（プロ野球全般推し）
（1）阪神またはソフトバンク
（2）パ・リーグ。フィジカルが強い球団が多い。
（3）パ・リーグは西武、セ・リーグはDeNA。西武は怪我人が戻ってくるので、巻き返せるのでは？ DeNAの三浦（大輔）監督とは同級生で交流があるので、ここで浮上のきっかけを掴んでほしい。
（4）西武・森友哉捕手＆山川穂高内野手、ソフトバンク・柳田悠岐外野手、阪神・佐藤輝明内野手といった各チームの大砲。オリックス投手陣（山本由伸、山岡泰輔、宮城大弥、能見篤史）にも注目。山本投手と山岡投手で貯金を作れていない苦しい状況だが、ここで期待です。
（5）初年度のワクワク感。喜びが大きかったのを覚えています。
（6）DeNA対パ・リーグ上位3球団（楽天・ソフトバンク・ロッテ）。パ・リーグはDeNA戦で裏ローテとなる可能性が高いので、DeNAはここで勝利して巻き返すきっかけにしてほしいです。
◇井戸田潤さん（中日推し）
（1）西武、ソフトバンク。パ・リーグのチームだと思う。
（2）パ・リーグ
（3）中日。打ち勝たないとダメなので阪神、ヤクルトも面白いかも。
（4）中日・根尾昂内野手、高松渡内野手（足で目立ってほしい）、木下拓哉捕手（強肩）は、名前を挙げるチャンス。他球団なら広島・栗林良吏投手、ヤクルト・小川泰弘投手。
（5）特別なシーンはないけれど、交流戦はセ・リーグにいい影響が出ないので、試合数が減ってくれて安心しています。
（6）木下選手の強肩、祖父江（大輔）投手の目力、空振りしない大島（洋平）外野手。
交流戦は「DAZN」がお届けするマルチライブ中継「BASEBALL ZONE」で！
○配信日：日本生命セ・パ交流戦開催期間（5月25日～6月13日）、6月22日～7月13日まで毎週火曜日
○配信時間：19:00～20:30（火～金） / 14:00～15:30（土・日）
○MC＆解説者
火曜：尾崎世界観＆多村仁志
水曜：岡崎体育＆五十嵐亮太
木曜：伊集院光＆真中満
金曜：岡田圭右＆桧山進次郎
土曜：武井壮＆斎藤雅樹・村田真一
日曜：井戸田潤＆野口寿浩
※6月1日（火）の解説は五十嵐亮太
（Full-Count編集部）
