【RIZIN】岡田遼 初参戦の舞台が6・13東京ドーム「一生に一回の機会なんで楽しみ」

強豪の元谷友貴と対戦する岡田遼

格闘技イベント「RIZIN.28」(6月13日、東京ドーム)の「RIZIN JAPAN GRAND―PRIX 2021バンタム級トーナメント」に出場する岡田遼(32)が、泰然自若の構えでビッグマッチの舞台に上がる。

修斗で活躍する岡田は現在、同世界バンタム級王者として君臨し、満を持してRIZINマットに殴り込みをかける。24日にはオンラインで練習を公開し、パラエストラの同門・扇久保博正(34)と「UFCミドル級王者のイズラエル・アデサニヤが公開練習でやっていて盛り上がったので」と急遽考案したというマススパーを披露した。

精神的な余裕をうかがわせた岡田だが、1回戦の対戦相手は、強豪の元谷友貴(31)。「きめが強い。いろんな技をたくさん使ってくる。だが僕は相手の嫌なことをし続けられる。相手のミスを逃さない」と決戦への意気込みを語った。

RIZINの初舞台がいきなり大会場となることを「東京ドームでの試合は僕の人生であると思ってなかった。一生に一回の機会なんで楽しみ」と心待ちにしつつも「普段の修斗の後楽園ホール大会をそのままやろうと思っている。とくに東京ドームだからといって変えることはない。会場はどこでも自分の試合をするだけ」と不動の心構えで決戦に臨む覚悟を示した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社