【大相撲】横審・矢野委員長が6場所連続休場の白鵬に「出場して活躍してほしい」

名古屋場所で進退がかかる白鵬

大相撲の横綱審議委員会の定例会合が24日、東京・両国国技館で開かれた。横審の矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)は6場所連続休場中の横綱白鵬(36=宮城野)について言及。「先場所(の横審で)申し上げた通り、来場所を見て最終判断をする。ケガを治して、出場して活躍してほしい。横綱ですから、本当の意味で(大関以下の)〝壁〟になってほしい」と述べた。

横審は昨年11月場所後の会合で休場が多い白鵬に対して「引退勧告」に次ぎ2番目に重い「注意」を決議。5月の夏場所後の会合でも「注意」の措置を継続し、白鵬が復帰を目指す名古屋場所(7月4日初日、愛知県体育館)の結果を見て追加の決議をするかどうか判断するとしている。

白鵬は3月の春場所で途中休場し、左ヒザを手術。夏場所も全休し、名古屋場所で進退をかける意向を示している。

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