【新型コロナ】横浜の大規模接種はMM21・ハンマーヘッドで 林市長方針

1階のCIQホールが大規模接種会場になる複合施設「横浜ハンマーヘッド」=横浜市中区

 高齢者向け新型コロナウイルスワクチンの接種を巡り、横浜市の林文子市長は24日、横浜・みなとみらい21(MM21)新港地区の複合施設「横浜ハンマーヘッド」で大規模接種を行う方針を明らかにした。

 関係者によると、市が独自に開設する大規模接種会場は同施設1カ所のみ。6月上旬から7月末まで運用し、5万人規模の接種を進める。

 横浜ハンマーヘッドは2019年10月に開業した客船ターミナルや飲食店、ホテルなどが入る複合施設。接種会場としては、出入国手続きをする1階のCIQホール(床面積約3千平方メートル)が活用される。

 林市長はこれまで、大規模接種会場で5万2500人分(計10万5千回分)の接種を行うと説明しており、同日は首相官邸で取材に応じ、2回接種の1回目について7月10日までに終わらせる考えを示した。

© 株式会社神奈川新聞社