未知やすえ 新喜劇以外のドキドキ舞台に初挑戦「違う私を見に来てください」

未知やすえ

吉本新喜劇女優の未知やすえ(57)が新喜劇を飛び出し、自身初となる〝外部舞台出演〟を果たすことが分かった。製作する関西テレビが24日、発表した。

未知が出演するのは、お笑いコンビ「矢野・兵動」兵動大樹(50)と落語家・桂吉弥(50)がW主演の舞台「丸尾不動産シリーズ」第3弾「はい!丸尾不動産です。~本日、家で再会します~」。40年近い芸歴を誇る未知だが、これまで吉本主催の舞台にしか出演歴がなく、意外にも同作が外部舞台初出演になるという。

未知は「不安な気持ちの方が強いです。吉本新喜劇とは違う稽古量に体力・気力がついて行けるのか。でも稽古が少ないのも不安です。吉本新喜劇体質が身に染みているので」と戸惑いを見せつつ、「第3弾と続いている舞台なので、私で終わることのないように気合い入れて頑張ります。吉本新喜劇とは違う私を見に来てください」とアピールした。

間質性肺炎と診断され、昨年4月から1か月の入院を経験。「退院した後もステロイドの影響か筋力が落ち、家の階段の登り下りも自転車をこぐこともつらく、このまま仕事も普通の生活もできないのかと不安でした」と苦難の道を歩んだ。

それでも、「1年が経ち体力も筋力もかなり戻って来ました。舞台に立つことで私も元気に、そして見に来てくださる皆さんも元気で笑顔になってもらえるように頑張ります!」と意気込んだ。

同舞台は大阪公演(9月4~7日、ABCホール)と姫路公演(10月3日、アクリエひめじ)が行われる。

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