コロナに見舞われた高校吹奏楽部の1年間に密着! 福地桃子がナレーション

STV札幌テレビ放送では5月29日に「いまエールを送ろう!どさんこドキュメント『夜明け』を紡ぐ」(午前9:25、北海道ローカル)が放送される。コロナ禍で活躍の場を失う中、先輩から歌い継いできたある合唱曲をSNSで発信することを試みた北海道旭川商業高校吹奏楽部の1年間に密着。ナレーションは福地桃子が務める。

北海道旭川商業高校吹奏楽部は創部90年以上、部員数80人以上を誇る名門の部活動だ。ところが2020年は、コロナ禍の影響で春から3カ月の休部が決定し、大きなコンクールもステージもほぼなくなってしまう。「経験したことのない事態」に30年近く部員を指導してきた顧問は戸惑い、部員、特に最上級生の3年生は目標を失っていた。

それでも顧問は「不幸な代とは決して呼ばせたくない」という思いから、さまざまなことにチャレンジさせる。そこで浮かんだのが20年前、先輩部員が卒業の時、顧問の先生にプレゼントした「夜明け」という合唱曲だ。「この曲こそまさに自分たちが今、発信すべきメッセージ」と考えた部員たちは、SNSで合唱動画の発信を試みる。その反響は?

活躍の場を失い、苦悩する吹奏楽部の部員たちが、どのように目標を作り、どんな1年を送ったのか。春の休部から翌年冬の定期演奏会までを、吹奏楽部が歌い継いできた合唱曲「夜明け」を通して映し出す。

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