ジープの旗艦『ラングラー・アンリミテッド』に南国のビーチを思わせる個性派が復活

 Jeep(ジープ)ブランドの頂点に位置する本格オフローダー『ラングラー・アンリミテッド』に、明るいブルーまたはイエローのボディカラーにホワイトハードトップを採用し、南国のビーチを想起させる個性派の限定車“Wrangler Unlimited Islander(ラングラー・アンリミテッド・アイランダー)”が約10年ぶりに復活。日常やアウトドアでの使い勝手を高める数々のアイテムを特別装備し、5月22日より発売開始となっている。

 モダンSUVの旗艦『グランド・チェロキー』と双璧をなす『ラングラー・アンリミテッド』は、2018年に待望の4世代目となるJL型に移行し、ラダーフレーム構造を残した悪路走破性重視の骨太なモデルながら、最新のダウンサイジング2リッター直列4気筒ターボを搭載するなど基幹部分の現代的なアップデートが施された。

 そのJL型に登場した今回の限定車は、最高出力284PSを発生する3.6リッターV型6気筒自然吸気エンジンを搭載するアンリミテッド・スポーツをベースに、涼し気な青系のボディカラー“チーフC/C”(限定100台)と、人気の“ヘラヤライエローC/C”(同100台)の2色を設定。これに現行のJL型では初となるホワイトのハードトップが組み合わされ、爽やかな印象を高めている。

 このアイランダーという車名は、1988年に初代ラングラー(YJ型)をベースとして登場したもの。開放感に満ちた南国のビーチを想起させる、遊び心溢れるスタイルで人気を博した。そのアイランダーがJK型以来、約10年ぶりに復活。初代やJK型アイランダーからそのエッセンスを受け継いだ独自の世界観を特徴としている。

ボンネット側面とタイヤカバーにはポリネシア神話に登場するティキ(Tiki)をモチーフに、Jeep独自のセブンスロットの鼻を組み合わせた独自のキャラクター、ティキ・ボブのイラストがあしらわれる
現行のJL型では初となるホワイトのハードトップが組み合わされ、爽やかな印象を高めている

■限定車の特別感とアウトドアでの利便性を高める充実装備

 エクステリアではボンネット側面とタイヤカバーなどにはポリネシア神話に登場するティキ(Tiki)をモチーフに、Jeep独自のセブンスロットの鼻を組み合わせた独自のキャラクター、ティキ・ボブのイラストがあしらわれ、爽やかな雰囲気を高める明るいシルバーの17インチアルミホイールやJeepバッジのほか、ボディサイドには車体下部を保護するロックレールを備える。

 また、インテリアでは、爽やかな外装と統一感のあるセラミックホワイトインストルメントパネルや、ISLANDERロゴおよびサーフブルーのステッチがあしらわれた布製バケットシートを装備。

 さらに乗り降りする度に目に留まるMopar製ステンレスドアシルガードや、乗降性を高めるMopar製フロント/リヤグラブハンドル、車内を汚れから守るMopar製ラバーフロアマット、ならびにカーゴチューブライナーといった装備が、限定車の特別感とアウトドアでの利便性を高めている。

 ベースグレードと同様、LEDヘッドライトやフォグランプ、車線変更時の安全をサポートするブラインドスポットモニターおよび後退時に側方からの車両の接近を検知するリアクロスパスディテクション、車庫入れ時に安心をもたらすParkSenseフロントパークアシストが追加されるなど、安全機能も充実。前述のとおり各色100台の合計200台限定で、価格は550万円(税込)となっている。

ISLANDERロゴおよびサーフブルーのステッチがあしらわれた布製バケットシートを装備
乗り降りする度に目に留まるMopar製ステンレスドアシルガードや、乗降性を高めるMopar製フロント/リアグラブハンドルなど限定車専用装備も満載

公式サイト:https://www.jeep-japan.com/special_models/wrangler-islander.html

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