厚木の複合施設 基本設計者選定で公開プレゼン、傍聴者募集 神奈川

厚木市役所

 神奈川県厚木市は2025年度の完成を目指して同市中町に整備する複合施設の基本設計者を選定する公開プレゼンテーションの傍聴者を募集している。

 プレゼンテーションは6月13日に市役所第2庁舎16階会議室で開催。基本設計には10社が応募し、一次審査を通過した6社が計画案を説明する。

 市の付属機関の特定委員会(委員長・大野秀敏東大名誉教授)が審査。傍聴者は会場(定員30人)かオンライン形式(同90人)でプレゼンテーションを見ることができる。発言はできない。市市街地整備課は「市にとって重要な施設なので公平性、透明性を確保するため、公開プレゼンテーションを行うことにした」としている。

 傍聴の申し込みは6月3日の締め切りで、応募多数の場合は抽選。同課にメール(5000@city.atsugi.kanagawa.jp)などで申し込む。

 市が昨年1月に策定した同施設の基本計画では、市庁舎や図書館、子どもたちが科学に親しむための未来館(仮称)、国や県の施設などが入居を予定している。延べ床面積は約4万8700平方メートル。

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