日本代表MF堂安律(22=ビーレフェルト)が森保ジャパンの最激戦区でのレギュラー奪取に意欲を見せた。
今季の堂安はオランダ1部PSVアイントホーフェンからドイツ1部ビーレフェルトに期限付き移籍し、自身初となるドイツでのプレーで5得点3アシストと活躍した。
「小回りの利くプレースタイルや、バイタルエリアで潜り込んでいく動きは通用した」と自己評価しつつも「目に見える結果はインパクトに欠けたのでもっと大きな選手になりたい」とさらなる飛躍へ貪欲な姿勢を見せた。
昨年10月以来となるA代表ではMF伊東純也(28=ゲンク)が猛アピールを続けており、MF久保建英(19=ヘタフェ)もレギュラーの座をうかがい、ハイレベルなポジション争いが展開されている。
それでも堂安は「久々のA代表で緊張感がある。ポジション争いはいつもウエルカムの性格なので、そういう選手が周りにいることで刺激を与えてもらえる。うかうかしていられない。良い緊張感の中で代表活動を迎えられる」。ひるむどころかシ烈なサバイバルを大歓迎し、むしろモチベーションを上げている。
攻撃的MFのポジションをめぐるガチンコバトルから目が離せない。