西武が育成・大窪投手を独立リーグの埼玉武蔵ヒートベアーズに派遣

大窪士夢

西武は25日、2018年の育成ドラフト2位・大窪士夢投手(20)をルートインBCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズに派遣すると発表した。

派遣期間は6月1日から7月31日までの2か月間となる。
この派遣は、球団の事業ビジョンである「チームの育成・強化」に基づくものだという。

育成3年目の大窪は「自分自身、ここまではいい形で投げることができていると思います。その中で埼玉武蔵ヒートベアーズへの派遣のお話を聞き、もっと投げる機会があるんじゃないかという楽しみがあります。渡辺GM、そして今ヒートベアーズで投げている出井さんからも独立リーグのレベルの高さを聞いております。GMからは『投手としての術を学んでこい』とおっしゃていただきましたので、今までとはまた違った抑え方であったり、球速面も上げて帰ってこれるよう、努力をしていきたいです」とコメント。

渡辺久信GMも「大窪についても期待している投手の一人ということで、埼玉武蔵ヒートベアーズへの派遣が決まりました。出井がヒートベアーズ先発陣の一角として、長い回を投げて成長しているように、多くの実戦経験を積むことこそ、飛躍の一助になるものだと思っています。大窪にとって大きく環境が変わることになりますが、限られた時間の中で多くのことを習得し、パワーアップしてもらいたいと考えています」と期待を語った。

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