東京五輪の聖火リレーが行われた京都府亀岡市の府立京都スタジアム前では25日、「東京オリンピックいらない京都の会」が、「聖火リレーをやめろデモ」を実行した。賛同した約20人が集まり「オリンピック中止」と声を上げながら、スタジアム周辺を2周した。
主催した脱原発・反五輪活動家の男性(49)=京都市=は東日本大震災の「復興」を大義名分とする東京五輪に疑問を抱き、3年ほど前から数回、京都市内で反五輪デモを企画してきたという。
スタジアムに向かいマイクを握った男性は「復興も『安心安全』もうそっぱち。現実を見ろ」と主張。「聖火の火を消せ」「汚いお金にまみれてる」「3.11は終わっていない」などと繰り返しシュプレヒコールを上げた。