広島・佐々岡監督 交流戦2試合延期に「申し訳ない気持ちでいっぱい」

個別練習を視察した広島・佐々岡監督(球団提供)

広島は25日、選手9人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けている事態を受け、交流戦最初の西武3連戦(マツダ)のうち、25日と26日の試合の延期を決定。この日行われたNPBの臨時実行委員会で了承された。27日の同戦(同)は行う予定で準備を進めている。

選手たちはこの日も個別練習を行った。見守った佐々岡監督は「2年ぶりの交流戦が今日から始まる中、本当にプロ野球ファン、そして西武ライオンズ球団の皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです」と球団を通じてコメントした。

26日も個別練習が予定されている。チーム練習なしで27日の試合を迎えることに指揮官は「選手はしっかりと準備してくれると思いますし、それを信じて我々も一緒に戦いたいと思っています」と語った。

広島はこの日の時点で菊池涼、鈴木誠ら9選手とコーチ2人、スタッフ1人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けている。また、森下、高橋昂の2選手が濃厚接触者に認定されている。

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