岡山市待機児童「おおむね解消」 4月時点で31人、228人減

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記者会見で今年の待機児童数を説明する大森市長

 岡山市は25日、認可保育施設に入園できなかった待機児童が4月1日時点で31人だったと発表した。全国ワースト4位だった前年の259人から約9割(228人)の大幅減となった。減少は4年連続。

 入園を申し込んだ1万8875人(前年比159人増)のうち、入園者は1万8039人。入れなかった836人はいずれも新規申込者で、認可外施設の利用者や特定の保育所を希望して調整のつかない人などを除いた人数を待機児童とした。

 待機児童減少の要因について、市は施設整備や保育士確保が進んで児童の受け皿が前年から1061人拡大したことに加え、新型コロナウイルス禍による利用の手控えや出生数減の影響もあるとみている。

 大森雅夫市長はこの日の記者会見で「待機児童はおおむね解消され、市民の希望に添えるようになった」との認識を示した。

 同市の待機児童は、保護者のニーズを踏まえて定義を拡大した2016年に729人と急増。18年まで3年連続で全国ワースト2位だった。20年4月までに待機児童をゼロにする目標を掲げていたが達成できず、来年4月までの解消を目指している。

 全国集計がまとまるのは秋の見込み。