人気ユーチューバーのシバター(35)が「東京五輪の中止」を自分なりの表現で訴えた。
シバターは25日深夜にタイトル「シバター総理からの重大発表」で動画を配信。東京五輪開催の可否を巡っては、IOCが世界的に懐疑の目を向けられ、トーマス・バッハ会長が〝ぼったくり男爵〟とまで揶揄される事態になっている。
シバターが総理という設定で「日本国民のみなさんに謝罪します。東京オリンピックを中止いたします。東京オリンピックを楽しみにしていた方々、申し訳ありませんでした」とする。
中止にする理由は「コロナが完全に収束していない」とシバターは、ワクチン接種の遅さなどを説明。
「お金なんですよ。お金しかないんですよ。僕はどうかなって思ってます。日本は五輪開催のために、たくさんのお金を使ってます」とシバター。「(競技施設などの)建物を作ることで、儲けている人がいる。お金儲けをしている人がたくさんいる。もうお金もらっているから、だから開催を推し進めるんですよ」と利権構造を批判。
さらには「でも、コロナが収束してないじゃないですか。五輪はスポーツの祭典じゃない、アマチュアスポーツを利用したお金儲けイベントであると僕は思います」とバッサリ斬る。
「汚いお金儲けをした人たちの顔に泥を塗る事になるが、そんなことはしょうがない。開催しないほうがいい理由が大きいのであれば、開催しないほうがいい。ということで(シバター総理は)開催しないことにしました」とした。
五輪出場を目指していたアスリートたちには同情しながらも「オリンピックだけが大きな大会ではないと思う」とも。
最後には「誰かが決めないといけない。楽しみにしていた方、申し訳ございませんでした」と、〝シバター総理〟として、覚悟を決めて決断。
炎上系として知られるシバターでも、東京五輪の炎上ぶりは見過ごせないようだ。