ルートインBCリーグ今季公式戦、新潟アルビレックスBC―信濃グランセローズ戦が23日、上越市高田城址公園野球場で行われた。新潟は0―4で敗れ、糸魚川市出身の3年目、熊倉巽選手(25)の出場はなかった。
試合は飛田テックプレゼンツゲームとして行われ、観衆562人が詰め掛けた。新型コロナウイルス感染防止の観点から、応援は声ではなく拍手や太鼓などを基本に行われた。
新潟は、中越高で活躍した長岡市出身の佐藤雄飛投手(18)が先発し、2点本塁打を浴びるなど4回3失点(自責点3)で降板。打線は相手投手陣を捉えきれず、散発3安打に抑えられた。
新潟は敗れはしたものの、鋭い打球や好守備などでファンを沸かせた。観客席にはユニホーム姿の野球少年らの姿も目立ち、市内幼年野球チームのイースト・ユニティーズで主将を務める青木遥斗君(稲田小6年)は「(選手は)やっぱりうまくて、とても勉強になった。自分はピッチャーなので、特にピッチングを見ていた」と笑顔で話した。
新潟は同日現在、中地区で9勝10敗、4チーム中3位。同球場では今季、7月11日にも新潟―信濃の試合が行われる。午後1時開始で、上越地区後援会サポートマッチ。