妙高市 「絵本を楽しむ会ひだまり」 文科大臣表彰受賞 読み聞かせサークル 朗読やかるた制作など

 妙高地域で活動する読み聞かせサークル「絵本を楽しむ会『ひだまり』」がこのほど、「子供の読書活動優秀実践団体に対する文部科学大臣表彰」を受け、24日、妙高市役所で表彰状伝達式が行われた。

 同表彰は子どもの読書についての関心と理解を深めるとともに、子どもの積極的な読書への意欲を高める活動を推進するため、特色ある活動を行う学校や団体などを表彰している。

 同会は平成8年に創設され、妙高小の子どもたちに絵本や紙芝居の朗読を行ってきた。また、昨年度には地域の宝を身近に楽しく学べるご当地かるたの「妙高かるた~妙高山がみてござる~」を制作し、子どもの郷土愛育成に一役買っている。

妙高かるたと賞状を手に、記念撮影(左から川上壽子さん、駒村会長、入村市長、中島邦男さん)

 伝達式では入村明市長が同会の駒村秋子会長に表彰状を手渡した。入村市長は「地道な地域活動が評価され、大変喜ばしい。これからも夢のある取り組みに期待したい」と祝意を述べた。

 駒村会長は「大きな賞を頂き、責任を感じている。関わってくれた人たちに感謝し、これからも活動を続けていきたい」と話していた。

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