【新日本】新日本再始動!メインを締めた鷹木が“IWGP世界王座獲り”へ名乗りを上げる!!<5.22名古屋:全試合結果>

新日本プロレスは5月22日(土)、名古屋国際会議場・イベントホールで『Road to WRESTLE GRAND SLAM』を開催した。

コロナ禍での興行再開となったこの日のメインを締めたのはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの鷹木信悟。

勝利の勝ち名乗りを受けた鷹木はマイクで「会社がなに考えてるか知らねぇけどな、仮に “新王座決定戦”をやるならば、 『ならば』だ。『ならば』だ…。この俺は、準備万端だぜ、オイ? 5.4のタイトルマッチを経て、IWGP世界ヘビーに対して、さらに熱い気持ちがあるんだ。わかるか? このままじゃ、終われねぇんだよ、俺はよ。」と改めて“IWGP世界王座獲り”へ名乗りを上げた。

『Road to WRESTLE GRAND SLAM』
日時:2021年5月22日(土) 16:30開場 18:00開始
会場:愛知・名古屋国際会議場・イベントホール
観衆:937人

<試合結果>

▼第1試合 20分1本勝負
YOSHI-HASHI 〇
vs
辻 陽太 ×
9分47秒 バタフライロック

■試合後バックステージコメント

YOSHI-HASHI「最後のスピア、メチャクチャ効いたよ。一瞬、一瞬動けなくなっちゃった。彼はこの(先輩との)シングル(連戦)、今の状況もあるかもしれないけど、もうたぶん、いつでも海外行くんだなって、今日闘ってみて思ったよ。でも俺は、NEVER6人(タッグ)のベルト巻いてるし、それより先、もっとベルト欲しいから、こんなとこでは絶対負けてらんねえから。次も、次も勝って、防衛記録伸ばして、また新たにベルト、手に入れてやる」

辻「この新日本が苦しい中で、俺はチャンスをもらった。このチャンス、自分でつかみ取らなきゃ、男じゃねえよな。そうさ、俺はピンチをチャンスに変えてやる。つらい時こそ、俺は現状を打開しなきゃいけないんだ。今は会社も。コロナの影響でつらいかもしれない。でも必ず、俺らは立ち上がる。そして、その時の中心にいるのが俺だ」

▼第2試合 20分1本勝負
マスター・ワト 〇
天山 広吉
vs
外道 ×
チェーズ・オーエンズ
11分08秒 RPP→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

ワト「(※先に1人でコメントスペースにやって来て)いい形でね、新しいシリーズ迎えたんじゃないかってね、思ってます。こんな苦しい中、日本人だけじゃなくて、全人間が苦しんでる。こんな中で俺たちが、たまたま今、元気でいるから。そのうちの俺と、もちろん天山さん、いやみんなでこの新日本のリングで熱いもの見せていきたいから。俺もコロナに負けず……それだけじゃない。いろんな苦しいこと、いろんな悔しいこと、いろんなことがあったとしても負けずに、耐えて、耐えて、今シリーズも、そしてコロナがある限り頑張っていきたいと。それだけじゃないですよ。ずっと、ずっと、頑張っていきたい……」

天山「(※遅れてやって来て)OK、ワト! 最高やな」

ワト「ありがとうございました(※と言って握手を交わす)。いい感じで……」

天山「いろんなことがね……選手が陽性なったらしょうがないけど、こればっかりはもう遅かれ早かれね、誰かしらみんななっていくんちゃうかって……。でもならずに、しっかりと、打ち負けないで、今日からリスタート、再スタートしましたけど、ワトなんて若いし、こんなコロナなんかにやられてたまるかって、そういう気持ちでいかないと。“病は気から”っていうからね。俺なんかももう、こんな歳になっても、何でも来いよっていう感じですよ。来たら来たで打ち返してやる。コロナなんかふざけんなって。ホンマに、やっと試合ができる喜びで。今日もワトと組んで、コンビネーションも……」

ワト「バッチリ決まりました」

天山「決まったよな。OK。まだまだこれから、このシリーズも、あと3連戦の後楽園もあるし、しっかりいこか」

ワト「しっかりと……」

天山「コロナなんか、ふざけんなって。それ以上に、俺らしっかりと、新日本プロレスのリングでガッチリやろうぜ、オイ。なあ?」

ワト「自分もまだ、やらなきゃいけないことはたくさんあるんで」

天山「ほんと。バンバンいかないと。OK、カモン!」

※オーエンズ&外道はノーコメント

▼第3試合 30分1本勝負
石井 智宏
後藤 洋央紀 ×
vs
SANADA 〇
内藤 哲也
12分54秒 オコーナーブリッジ

■試合後バックステージコメント

内藤「今日から始まる短期シリーズ。今シリーズの対戦相手は、本隊とCHAOSの連合軍。先シリーズ、俺のホームである広島大会で、“逆転の内藤哲也”のきっかけをつかんだわけで。さあ、ここからどうやって進んでいこうかな? どうやって来年1月4日、東京ドーム大会のメインイベントにつなげよっかなあ? いま、われわれLOS INGOBERNABELES de JAPONのなかで、鷹木信悟がどんどん、前へ前へ出ている状況……もちろん、悔しくないわけはないよ。そして、刺激もメチャクチャ受けてるよ。それは、BUSHIも、そして口数は少ないけどSANADAも、きっと同じ気持ちでしょう。そのへんの2人の気持ちを、明後日からの後楽園大会3連戦で確認してみよっかなあ……。さあ、その気持ちを確認した時、どうなるかなあ? まあちょっと予想しながら、楽しんでくださいよ。ではでは、次は、また明後日、後楽園ホールでお会いしましょう。アディオス」

※SANADAはノーコメント

後藤「今日は完全に空回りだな……。でも俺は、まだまだあきらめてないから。コロナからの勝利もだけど、もう一度大歓声を聞くまで。SANADA、内藤、あいつらに勝つまで。もちろんIWGP(世界ヘビー級のベルト)を巻くまで!! 俺は負けない。大和魂はこんなもんじゃない。混沌としてきたこの新日本プロレスで生き抜くのは、俺たちCHAOSだよ」

※石井はノーコメント

■次ページ(セミ・メイン)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

▼第4試合 30分1本勝負
本間 朋晃 ×
飯伏 幸太
vs
グレート-O-カーン
ジェフ・コブ 〇
10分17秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

コブ「(※終始、静かな口調で)今日は大声で叫ぶ必要もない。要点だけハッキリ言わせてもらうぞ、イブシ。ここ2~3週間試合がなかった。でも世界中がコロナ禍の中だから、それは仕方ない。だがイブシ、お前がリング上で俺のスープレックスでぶっ飛ばされるまでの日・時間・分・秒のカウントダウンは、刻一刻と近づいているぞ。楽しみだ。まるでクリスマスを迎えるような気分だ……」

※オーカーンはノーコメント

本間「(※スタッフの肩を借りて引き揚げてくる。コメントスペースにたどり着くや崩れ落ちるように座り込んで)ああ、ああ……。しんど……。これは、1カ月ぶりの試合だからとか、そんなの関係ねえ。そんなの関係ねえんだよ。やっぱ、オーカーンとジェフ・コブ、強えよ。強いけど、俺はパパになったんだ。こんなとこで、負けてるわけにはいかないんだよ。俺にバンバン、ピュッピュ(歩くたびに子供用の靴から鳴る音)、勝てるっていうのか? お前らに負けねえっつうの。次だ、次……」

飯伏「(※何度も首をかしげながら)ウーン……。なんでなんだ? ほんとに……。(UNITED)EMPIRE、オスプレイがいない……。(でも)このジェフ・コブ、オーカーン、最強ですよ……。(※腕組みして考え込みながら)なにか、なにかが自分には足りない……。なにが足りない? ウーン……もう一回、もう一回、もう一回……。まだまだ、後楽園(3連戦)があるし。ウーン……いや、今日のあのスープレックスなに? なんで、なんで(自分の攻撃が)通用しないのか? 通用してないですよね? 単純にフィジカル(の差)なのか、なんなのか……。ちょっとわからない。ものすごい、脅威を感じました、今日は。ほんとに……。はあ……。いやあ、ああ……最後(本間を)助けられなかったし。もう一回……1から1から……。1からやらないと……。いや、これじゃ相手に悪い。ダメだ……」

▼第5試合 30分1本勝負
田口 隆祐 ×
棚橋 弘至
vs
BUSHI
鷹木 信悟 〇
16分33秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め

■鷹木「オーイ、名古屋!新日本プロレス、ここ名古屋で今日から再スタートだ。ちなみに俺は5.4福岡において行われた(IWGP世界ヘビー級)タイトルマッチで負けて、心身ともにダメージがあるけどよ、見てのとおりだ! 鷹木信悟、大復活だぜ、オイ! それはそうと、せっかく今日から再開するっていうのに、IWGP世界ヘビー級王者は不在。ベルトも空位になってるらしい。そのことに関して俺は、このままじゃダメだと思ってんだよ。会社がなに考えてるか知らねぇけどな、仮に “新王座決定戦”をやるならば、 『ならば』だ。『ならば』だ…。この俺は、準備万端だぜ、オイ? 5.4のタイトルマッチを経て、IWGP世界ヘビーに対して、さらに熱い気持ちがあるんだ。わかるか? このままじゃ、終われねぇんだよ、俺はよ。ということで、これからもランペイジドラゴン、暴れ龍の如く、駆けのぼっていくぞー!!」

■試合後バックステージコメント

鷹木「リング上で言ったとおり。5.4のタイトル戦を経て、IWGP世界ヘビーに対する思いはさらに強くなってるから。言ったろ、俺には“燃え尽き症候群”という言葉はない。常在戦場、闘いの準備は常にできてる。それからイギリスで体を休めてるオスプレイにもひと言。心身ともに万全な状態で戻ってこい。じゃなきゃリベンジする意味がないからよ」

BUSHI「今日、久しぶりに再開された新日本プロレスの興行。最後メイン、鷹木信悟が(3カウントを)獲って、なにか刺激をもらったよね。なにかやらないと、なにか掴まないといけない。なにかを掴むまではね……」

棚橋「反省してる……。5月3日、NEVER(無差別級)のベルトを失って、悔しい、悔しい気持ちをモチベーションにつなげるべきなんですよ。それが、できなかったおかげで……このザマですよ。(※自身の腹についた肉を支えるような手つきで抱えて)ホラ……。たった2週間で……。しかもこういうときに、IWGP(世界ヘビー級)のチャンピオンのオスプレイが、ベルト返上っていう形になっちゃって……。目の前にいくらでもチャンスが転がってるのに、俺の準備ができてない。……何とかします」

※田口はノーコメント

<写真提供:新日本プロレス>

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