長崎県商工会連合会 新会長に吉村氏選任 12年ぶり交代

新会長の吉村洋氏

 長崎県商工会連合会は25日、長崎市内で総会を開き、吉村洋副会長(64)=佐世保市北部商工会長=が新しい会長に選任された。4期務めた宅島壽雄会長(76)=雲仙市商工会長=は理事に就き、12年ぶりにトップが交代した。任期は3年。
 同連合会は県内20商工会の指導機関。任期満了に伴う役員改選では、宅島氏と吉村氏が会長に立候補。理事による投票で吉村氏に決まった。
 吉村氏は、佐世保市吉井町の吉村麹屋本店社長で、同市区選出の県議(3期目)。2015年から同市北部商工会長、18年から県商工会連合会副会長。吉村氏は取材に「県連合会と地域の商工会が連携し、小規模事業者の目線を大切にして運営したい」と抱負を述べた。
 副会長には白石保氏(南島原市商工会長)、山崎善仁氏(西海市商工会長)、吉田寛氏(壱岐市商工会長)の3人が選任された。

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