長崎県「キリシタン遺産」生かした周遊促進 文化観光計画認定

整備補助や海外で宣伝

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 文化、観光両庁は25日、博物館や美術館、遺跡といった文化施設を拠点とする観光振興の計画を長崎県含めて新たに15件認定した。自治体や地元団体による施設整備の費用を補助したり、政府観光局が海外で計画区域を宣伝したりする。文化観光推進法に基づくもので認定計画は計40件となった。
 本県は「キリシタン文化をはじめとした海外交流史による学びと感動」をテーマにした計画を策定。2018年に世界遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産などを生かしながら、周辺の飲食店や宿泊施設とも連携した広域的な周遊促進に取り組む。
 キリスト教の伝来から普及、弾圧、禁教、潜伏、復活までの歴史を学べる長崎歴史文化博物館など6カ所を拠点施設と位置付け、今後5年間で、展示内容の充実や多言語化、公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」整備などを推進。文化観光資源として魅力や利便性を向上させ、国内外からの誘客につなげていく考え。