オープンのジープ! 限定300台、今しか買えない「ラングラー・アンリミテッド・サハラ・スカイワンタッチパワートップ」628万円で登場

ジープの本格オフローダー「ラングラー アンリミテッド」に、通常モデルには設定がない電動開閉式パワートップを備えた限定車「Wrangler Unlimited Sahara Sky One-Touch Power Top(ラングラー・アンリミテッド・サハラ・スカイワンタッチパワートップ)」が設定された。限定300台で、2021年6月5日(土)より発売される。価格は628万円(消費税込)。ジープはこのように、台数限定の特別仕様車を多く発売する。スカイワンタッチパワートップも2020年に限定発売されているが、ほぼ即日で完売となる人気だった。

ジープ ラングラー 限定車「Unlimited Sahara Sky One-Touch Power Top(アンリミテッド・サハラ・スカイワンタッチパワートップ)」[2021年6月5日発売・限定300台]

スイッチ操作ひとつ、約20秒でオープンに! 電動開閉式パワートップを備えた特別仕様車が今年も登場

2021年6月5日(土)、ジープ ラングラーの4ドアモデル「ラングラー アンリミテッド」に、スイッチ操作により約20秒でオープン可能な電動開閉式パワートップを備えた特別仕様車「Wrangler Unlimited Sahara Sky One-Touch Power Top(ラングラー・アンリミテッド・サハラ・スカイワンタッチパワートップ)」が登場する。

2020年6月にもスカイワンタッチパワートップ仕様が登場しているが、この時は限定色「サージグリーン」と「パンプキンメタリックC/C」の2色で、直4 2リッターターボモデルだった。

通常は「ルビコン」にしか設定されない「スティンググレーC/C」(限定150台)

今回のラングラー・アンリミテッド・サハラ・スカイワンタッチパワートップのボディカラーは、現行JL型ラングラー初採用の「ハイドロブルーP/C」(限定150台)と、ルビコングレードにのみ設定される「スティンググレーC/C」(限定150台)の2色。エンジンはV6 3.6リッター(284ps/347Nm)を搭載する。

ジープ ラングラー特別仕様車「アンリミテッド・サハラ・スカイワンタッチパワートップ」は限定300台で、価格は628万円(消費税込)となっている。

限定車がとにかく多い! 2020年から2021年にかけて登場したジープ ラングラーの限定車は11モデル!

「Unlimited Sahara 2.0LSky One-Touch Power Top(ラングラー・アンリミテッド・サハラ 2.0L・スカイワンタッチパワートップ)」[2020年6月6日発売・限定300台], 限定車「Jeep Wrangler Unlimited Islander(ジープ ラングラー アンリミテッド アイランダー)」[2021年5月22日発売・限定200台]
「Unlimited Sahara 2.0LSky One-Touch Power Top(ラングラー・アンリミテッド・サハラ 2.0L・スカイワンタッチパワートップ)」[2020年6月6日発売・限定300台], 限定車「Jeep Wrangler Unlimited Islander(ジープ ラングラー アンリミテッド アイランダー)」[2021年5月22日発売・限定200台]

現行JL型「ジープ ラングラー」は、2018年のデビュー以来、特別仕様の限定車が数多く登場している。

先日も、5月22日発売の限定車「ジープ ラングラー Islander(アイランダー)」をご紹介したし、前述の通り、スカイワンタッチパワートップ仕様は昨年2020年6月にもカラーとエンジン仕様が異なるかたちで発売されている。

「Unlimited Black & Tan(ブラック&タン)」[2020年7月4日発売・限定100台]

そこで、2020年から2021年にかけて登場したジープ ラングラーの特別仕様車を調べてみたところ、11もの限定車が登場していたことが判明した。ジープの輸入元であるFCAジャパンによると、その多くが早々に売り切れてしまうというから凄い。

実際、2020年度(2020年4月~2021年3月)の輸入車販売ランキングでは9位にランクイン。上位を占めるドイツ車勢に対し存在感を示した(日本自動車輸入組合調べ)。

特に2020年度下半期は3906台を販売して6位に食い込み、更なる伸びをみせているほどだ。ジープ ラングラーの好調ぶりを支える原動力となっているのは間違いないだろう。

「Unlimited Rubicon Recon(アンリミテッド・ルビコン・リーコン)」[2020年10月17日発売・限定200台], 「80th Anniversary Edition(80thアニバーサリーエディション)」[2021年2月11日発売・限定110台]
「Unlimited Rubicon Recon(アンリミテッド・ルビコン・リーコン)」[2020年10月17日発売・限定200台], 「80th Anniversary Edition(80thアニバーサリーエディション)」[2021年2月11日発売・限定110台]
「Unlimited Sport Altitude(スポーツ・アルティテュード)」[2021年3月27日発売・限定300台], 「Unlimited Willys(アンリミテッド・ウィリス)」[2020年2月8日発売・限定300台]
「Unlimited Sport Altitude(スポーツ・アルティテュード)」[2021年3月27日発売・限定300台], 「Unlimited Willys(アンリミテッド・ウィリス)」[2020年2月8日発売・限定300台]

全ては「自分だけの特別な1台」が欲しいユーザーのために! 季節ごとの限定車がジープファンをさらに満足させる

ジープラングラー特別仕様車「アンリミテッド・サハラ・スカイワンタッチパワートップ」

国産車の場合、限定車や特別仕様車は「装備が増えてお買い得!」というモデルが多いが、ジープ ラングラーの場合はちょっと様子が異なる。カタログモデルにはない専用ボディカラーをはじめとする特別装備が備わり、“限定”と呼ぶに相応しい特別な内容となっている。しかも多くの場合、ボディカラーも毎回異なり、一度逃すと次はいつ登場するかも定かではないのだから、見逃せない。

オーナーの所有欲をくすぐる、非カタログモデルの存在

FCAジャパンに、こうした限定車を常に用意することについて聞いたところ『輸入車の個性を求めるユーザーから強く要望される”自分だけの1台”を求める声に対応したため』だと説明する。ジープ ラングラーのように、他に似たクルマなどない唯一無二の存在の場合、特にその傾向は強いという。

カタログモデルではないスペシャルジープなら、オーナーの心もくすぐるし、所有後の満足度もさらにアップするだろう。

このようなきめ細かな限定車施策によって、本来ならニッチなジープ ラングラーを人気車に押し上げ、2020年度の好調ぶりを支えていたのだった。

2021年もおそらくこのペースで、販売台数の記録を伸ばしそうな勢いだ。

[筆者:MOTA(モータ)編集部]

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