B1川崎、大塚との契約満了 天皇杯V「貢献できたのは私の誇り」

今季限りでの退団が決まった川崎・大塚(左)=21日、宇都宮市体育館(ⓒB.LEAGUE)

 バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)川崎は26日、大塚裕土(33)との契約が満了したと発表した。大塚は富山から2019年に加入し、今季はレギュラーシーズンで1試合平均3.7得点、チャンピオンシップで同4.3得点をマーク。3月の全日本選手権(天皇杯)制覇を支えた。

 大塚はクラブを通じて「2シーズンという短い間でしたが、このクラブで戦えて幸せでした。Bリーグになって初タイトルの天皇杯優勝という結果にも貢献できたことは私の誇りです。リーグ制覇をすることができなかったのは悔しい限りですが、必ず達成してアジアナンバーワンになることを願っています!」とコメントした。

 編成を担う北卓也ゼネラルマネジャー(48)は「『流れを変える』プレーで多くのサンダースファミリーを魅了しました。選手からの信頼も厚く、まさに頼れるベテランとして存在感を発揮してくれました」とねぎらった。

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