立民・小西氏「相手にする価値もない」投稿に宗男氏「格下だが向き合う」と〝タイマン続行〟宣言

小西洋之参院議員(左)と鈴木宗男参院議員のバトルが終わらない

立憲民主党の小西洋之参院議員(49)と日本維新の会の鈴木宗男参院議員(73)のバトルに終止符が打たれる気配が全くない。小西氏のツイッター投稿に宗男氏が26日、ブログで反論し舌戦が止まらない。

事の発端は20日の参院外交防衛委員会で、中山泰秀防衛副大臣(50)が2分遅刻し、小西氏らの反発で、委員会が流会となったことだった。25日の同委員会で、宗男氏は小西氏が6年前の同委員会に遅刻した過去を指摘。「人のことを厳しくいうのは公平でないと言っている」と小西氏をやり玉に挙げていた。

これに小西氏は同日のツイッターで「鈴木氏の狼藉は早速理事会で問題となった。なお、マスク無しでの大声の発言も問題となった」と投稿した。

宗男氏はブログで「理事会に出ている我が党の浅田委員に聞くと、『狼藉など』という話は理事会では出ていないとの事である。『マスク無しでの発言』とあるも、話題になっていないとの事である」としたうえで、「私が発言したのは、中断中に小西氏がいろいろ言っているので注意したもので、ちょうど水を飲んでいる時に一瞬マスクを外した時の出来事である」と説明した。

さらに小西氏が「鈴木宗男氏はかつて収賄罪等の確定判決を受け、収監され、公民権も停止となった。私が立案し、立憲が国会提出する『歳費返納法』が適用されていれば、歳費召し上げとなった身だ。相手にする価値もない」との投稿にも「『相手にする価値がない』という言葉を香典倍返しでお返ししたい。小西ひろゆき氏がなんぼのものかと」とやり返した。

小西氏が「(宗男氏は)自民党に入りたい一心で、私に絡みついてきているそうだが、情けない限りだ。大自民党の総務局長等の要職を務めた政治家のなれの果てと思うと、言葉もないし、相手にする価値もない。文句があるなら直接言ってこいと睨んだら目をそらしていた。本当に小さい」と見下したことにも宗男氏は反論。

「小西氏から『文句があるなら直接言ってこい』と言われた事はない。どうも小西氏は何かにつけ自分の都合のいいような頭づくりである」

宗男氏の支援者からは「小西氏を相手にすることはない」との進言もあるようだが、黙っていると小西氏の主張がまかり通ってしまうとの声もあり、宗男氏は「意を強くして格下ではあるが、向き合って参りたい」と完全決着までバトルの続行を宣言した。

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