久保建英 ヘタフェ急転残留の可能性浮上 他クラブへの再レンタルとの二択

久保建英

スペイン1部ヘタフェに期限付き移籍している日本代表MF久保建英(19)の去就について、現地メディアがヘタフェ残留か他クラブへレンタル移籍になると報じた。

ヘタフェへの期限付き移籍が満了する久保を巡っては去就が注目されている中、英サッカー移籍専門メディア「90min」のスペイン版が現在の動向を報道。「久保とMFヘイニエル(19=ドルトムント)は、現在のクラブまたは他のクラブのいずれかでレンタル移籍を継続することになる」と指摘した。

久保はビリャレアルからシーズン中の再レンタル移籍となったヘタフェで最初こそ出場機会が与えられたが徐々に出番が減り、ベンチ要員となった。そうした経緯から退団が確実視されていたが、久保を冷遇したホセ・ボルダラス監督(57)のバレンシア行きが内定。ヘタフェのオーナーを務めるアンヘル・トーレス氏がクラブ公式SNSで認めた。

ヘタフェの後任監督は未定だが、久保に合った戦術で重用される可能性もあり、そうなれば環境や周囲の選手との連係にも慣れたヘタフェに残留するメリットが出てくる。どちらにしても同メディアは、保有元のレアル・マドリードから放出されることはないとの見立てだ。

急転残留の芽も出てきた久保。日本の至宝の動向に注目が集まる。

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