ビジャレアルがマンUを抑えEL初優勝!PK戦11人目まで及ぶ死闘を制す!

 UEFAヨーロッパリーグ決勝が26日に開催され、ビジャレアルとマンチェスター・ユナイテッドが激突した。

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 ポーランドのグダニスクで開催された今シーズンのEL決勝。過去4回の対戦ではいずれもスコアレスドローの同カードは、欧州の舞台で初の決勝進出となったビジャレアルが先に仕掛ける。29分に敵陣中央の左でFKを獲得すると、ダニエル・パレホがディフェンスラインの背後に浮き球のパスを供給。ジェラール・モレーノが体制を崩しながら右足で合わせ、劣勢だったビジャレアルが均衡を破る。

 リードして試合を折り返したビジャレアルだったが、終始押され気味だった状況が後半に入りさらに色濃くなる。すると55分に、CKのクリアボールにマーカス・ラッシュフォードが反応。ペナルティエリア手前からボレーシュートを放つと、DF、スコット・マクトミネイに当たり、最後はエディンソン・カバーニがネットを揺らし、ビジャレアルが同点に追い付かれてしまう。

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 1-1で延長戦に突入した一戦は120分で決着がつかず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。フィールドプレーヤー10人が互いに決めたPK戦は、先攻ビジャレアル11人目のGKヘロニモ・ルジが成功すると、後攻マンU11人目のGKダビド・デ・ヘアのシュートをルジが横っ飛びでセーブ。PKスコア11-10の死闘を制し、ビジャレアルがクラブ史上初のEL優勝を達成した。

PK戦の死闘制しビジャレアルがEL初優勝 Photo Janek Skarzynski - Pool

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