全国各地の劇場の“救世主”になりそうな嵐

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昨年いっぱいでグループ活動を休止した人気グループ・嵐の初ライブ・フィルム「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」が、6月11日に開幕する「第24回上海国際映画祭」のGala部門とDolby Vision部門に正式出品されることが発表された。

各メディアによると、同作は2018年11月から1年以上にわたり実施し、累計237万5千人の動員を記録した嵐20周年のツアー「ARASHI Anniversary Tour 5×20」中、2019年12月23日、東京ドームで壮大な撮影を敢行。

ジャニーズ事務所初のライブ映画で、嵐の初主演映画を監督した堤幸彦氏をはじめ、これまで嵐に関わり、彼らを知り尽くした映画とライブのスタッフが集結。嵐が5人だから見られた景色、観客が5人と一緒に見た景色を100台以上のカメラで余すことなく記録したという。

同映画祭への両部門同時出品は史上初。現時点で日本公開は未定だという。

「活動休止に入ったばかりの嵐だが、今後の活動再開についてはまったくメドが立っていない。そのため、“嵐ロス”に陥っているファンも多い」(音楽業界関係者)

昨年10月から公開されている劇場版「鬼滅の刃」はようやく興行収入が400億円を突破。コロナ禍で集客に苦戦する全国の劇場にとっての“救世主”となったが、嵐の映画にも期待が寄せられているという。

「今年も緊急事態宣言が発令され、一番集客が見込める東京都のシネコンが休業を強いられている。そんな中、年内に嵐の映画が公開されれば、興収100億は軽く超えるのでは。『鬼滅』同様、“救世主”になりそうだ」(映画業界関係者)

公開が待たれる。

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