次週のGⅢ鳴尾記念(6月5日=中京芝2000メ-トル)に出走するブラストワンピース(牡6・大竹)が27日朝、新コンビを組む岩田康を背に1週前追い切りを行った。南ウッドで同厩のセルヴァン(3歳1勝クラス)を大きく追走し、直線はビッシリと追われて1馬身差まで詰め寄ったところでフィニッシュ。6ハロン82・0―66・1―37・7―12・2秒(一杯)を計時した。
「少し重い感じがしたけど、あまりかわいがりすぎても良くないし、目覚めてほしいと思ってゴール前はしっかりムチを入れた。能力のある馬。GⅢのメンバーなら力は上なので、このひと追いで体が沈むようなフォームになってくれれば」と岩田康。
前走のGⅠ有馬記念は心房細動のため競走中止。昨年1月のGⅡAJC杯以来、勝ち星から遠ざかっているが、18年のグランプリホースが復権に闘志を燃やしている。