古市憲寿氏が「“頭がおかしいこと”を東京都がやっている」休業要請の差異を追及

古市憲寿氏

東京都のやっていることは「頭がおかしい」!

緊急事態宣言の延長は6月20日まで、が決定的というのが大方の見通し。だが東京都の小池百合子知事は「1か月くらい(が必要)」と、あえて6月末まで延長すべきとの独自の考え方を主張している。政府との違いを明確化したのは、やはり目立ちたいからか?

そんな小池知事の東京都は、宣言延長を前にして「緩和か続行か」を検討していると伝えられている。「靴売り場は営業中でも隣の貴金属は休業している百貨店」「劇場は条件付きで開けてもいいが、映画館や美術館はダメ」といった、誰もが意味不明と感じる対応は変更されるのだろうか。

こんな疑問などについて、27日放送のフジテレビ系ワイドショー「めざまし8」に出演した社会学者の古市憲寿氏が過激発言だ。

奇妙な光景が見られる百貨店について「昔〝ぜいたくは敵だ〟とか、戦争中の標語って、ボクらはそんなバカなこと絶対繰り返すわけないと思ってた。それが今、まさに目の前で起こっている。そういう〝頭がおかしいこと〟を東京都がやっているということを、都知事なり都議会議員なりは認識してもいいんじゃないかな」と言い放った。

また、劇場はOKでも映画館、美術館はNGとの東京都の判断についても「日本でたぶん誰も説明できないと思う」と古市氏。こういった声が小池知事の耳に届くか。

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