久保建英が赤裸々告白 ビリャレアル入りは「失敗」「守備が苦手と言われがち」

ミャンマー戦に向け意気込みを語った久保

日本代表MF久保建英(19=ヘタフェ)が27日、2022年カタールW杯アジア2次予選ミャンマー戦(28日、フクアリ)へ向けてオンラインで取材に対応。A代表の定位置奪取の意気込みから今年1月まで所属したスペイン1部ビリャレアル入りが失敗だったと率直に語った。

――今季を振り返って

久保 結果論になるけど、チーム選びに失敗して苦しいシーズンになってしまった。だけど最後よい形でゴールを決められて終われたのはよかった(16日のレバンテ戦の決勝ゴールでチームを1部残留に導いた)。

――チーム選びの失敗とは

久保 (ビリャレアルは)行ってみてイメージと違った部分があった。それは選択ミス。もっと違う形で模索できなかったかなと。(ビリャレアル以外のチームに入るなど)ほかの選択肢もあったと思う。最初の半年は後悔しているが、ヘタフェには行くと決めて行った。

――ヘタフェではフィジカル面や守備面の課題を指摘された

久保 守備が苦手とか言われがちなので人一倍やらないと認めてもらえない。そういう意味でいいチームに入ったと思う。

――改めて決勝ゴールを決めたレバンテ戦を振り返ると

久保 自分に「一発逆転のチャンスは今日だぞ」と言い聞かせていた。シュートはこの半年、居残り(練習)などで自信もついていたし、ああやって1本決まってよかった。リーグ戦で0点と1点では全然違う。

――A代表ではまだノーゴール。ミャンマー戦に向けて

久保 チャンスをもらえれば、そこで結果を出すのが一番。最善の準備をするのが大事だと思う。結果が出せればベスト。それでチームの助けになる。自分も含め、みんな結果は狙っていると思うので、そこを含めて切磋琢磨していきたい。

――A代表では定位置をつかみきれていない

久保 自分は追う立場。その人たちと違う強みを見せていかないといけない。自分は頑張ってきたぶん、ボールの扱いがうまいと思うし、自信もある。ボールを持ったときに違いを出せる。そういうのを見せていきたい。

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