インド変異株が確認された都道府県 5月24日現在、1週間で感染者数3倍以上 最多は千葉県、大阪府

新型コロナウイルスのインド変異株が確認された地域=2021年5月24日現在

 インドに由来する新型コロナウイルス変異株の国内での感染者の累計が5月24日までに7都府県で29人になったことが26日、厚生労働省の集計で分かった。18日までの報告例は8人で、1週間で3倍以上に増えた。このほか検疫で160人が報告されており、合計で189人となった。対策を厚労省に助言する専門家組織の座長の脇田隆字国立感染症研究所長は記者会見で「(インド株への)置き換わりが起こる可能性はかなり高いだろう」と話した。

 厚労省によると、感染者が最も多かったのは千葉と大阪で各6人。次いで東京と静岡で各5人だった。そのほか兵庫で4人、神奈川で2人、広島で1人の報告があった。

 インド株の持つ変異は感染力やワクチンの効果に関わる免疫に影響を及ぼす可能性があり、現在日本で猛威を振るう英国株よりも感染力が強いとの指摘も出ている。

 専門家組織は全国的な監視体制の強化などによって、国内での拡大を可能な限り抑えていくことを求めた。脇田座長は「国内で見つかったインド株はなるべく地域で見つけて囲い込むことが重要」と訴えた。

 国の情報共有システム「HER―SYS(ハーシス)」のデータに基づく集計で、自治体が発表済みの数字と異なる場合がある。

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 福井県は6月4日まで独自の「感染拡大警報」を発令。県外との往来を控えるよう求めている。全国の緊急事態宣言の実施区域、新型コロナ対応の「まん延防止等重点措置」実施区域は以下の通り。

 【緊急事態宣言】東京都、大阪府、京都府、兵庫県、愛知県、福岡県、北海道、岡山県、広島県(5月31日まで)沖縄県(6月20日まで)

 【まん延防止等重点措置】埼玉県、千葉県、神奈川県、岐阜県、三重県(5月31日まで)石川県、群馬県、熊本県(6月13日まで)

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