俳優の中村倫也(34)が27日、「『バンクシーって誰?展』記者発表会」に出席した。
アンバサダーに任命された中村は「(オファーを受けたとき)アンバサダーって何って思いました。自分のところに何で来たのかなってまず思いましたね」と話した。
謎多きアーティスト・バンクシーについては「いろんなメッセージ性がある。それをアートで表現しようとすると、ちょっと間違えるとお寒い感じになりかねない。それが20何億円で落札されるぐらい価値のあるものになってるのはそれだけセンスが光ってる。そういうアウトプットの仕方は同じ表現者としてかっこいい」とあこがれがあるようだ。
バンクシーの人物像については「実はいなかったら面白いですけどね。それか初老の男性もしくは天才中学生…。ちょっとごめんなさい。大喜利が不得意なもので」と笑わせた。「結局、わかんないのが一番楽しいんだと思います」と話した。
バンクシー同様、中村もミステリアスな雰囲気が魅力。「秘密が多そうとよく思われます。十代から言われてて、自分としてはすごくオープンに生きてるつもりなんですけど。『つかみどころがない』ですとか。そのおかげで勝手にいいように解釈してもらったりもしてる」と自身を分析していた。
東京展は8月21日~12月5日まで東京・天王洲の寺田倉庫G1ビルで開催される。