キム・カーダシアンのスマホゲーム ヘンリー王子&メーガン妃がモデルの〝家出王族〟キャラ削除

キャラについて知らなかったというキム・カーダシアンだが…(ロイター)

世界中の若者たちの一部で人気のスマホゲームアプリ「キム・カーダシアン/ハリウッド」に先日、〝家出王族〟という設定のプリンス&プリンセスのキャラクターが登場して話題になったが、わずか数日で姿を消すことになった。

米芸能サイト「Page Six」によると、問題のキャラは赤毛の「アストン王子」と元ハリウッドスターで褐色の肌の「ビアンカ・バーンズ」と名付けられたカップル。

明らかにヘンリー王子&メーガン妃をモデルにしていることから、アプリ利用者らからは「王室離脱をネタに荒稼ぎするのか」と批判が殺到。総合プロデューサーのキムは慌てて運営会社に同キャラを削除するよう命じたというのだ。

このアプリは2014年にリリースされたロールプレイングゲームで、初年度の第1四半期だけで2280万人が登録していた。プレーヤーは名声と評判を高めることで最初の〝Eリスト〟からトップスターの〝Aリスト〟まで上り詰めることが目標となる。

同サイトによると、ゲームのロイヤルカップルは〝冷たくてよそよそしい〟王室から家出し、テレビインタビューで王室批判を繰り広げるという、まさに米CBSのオプラ・ウィンフリーとの独占インタビューを彷彿とさせる設定だった。

英国のアプリ利用者リリー・トナーさん(24)は英紙サンに「2人のキャラがヘンリー&メーガンそのもので驚いた」とし、「(フィリップ殿下を失った)エリザベス女王の気持ちを考えると悪趣味だ」と憤った。

同サイトは関係者の話として、キムは騒ぎになるまでロイヤルカップルのキャラがゲームに登場していることを認識していなかったと伝えた。

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