【大相撲】外出禁止違反の竜電は出場停止3場所「女性と合計25回にも及ぶ逢瀬」

竜電

日本相撲協会は27日、東京・両国国技館で理事会を開き、幕内竜電(30=高田川)を「出場停止3場所」(5月の夏場所から9月の秋場所)、師匠の高田川親方(54=元関脇安芸乃島)を「報酬減額20%、6か月」の懲戒処分とすることを決定した。

竜電は大相撲夏場所前に新型コロナウイルス対策のガイドライン違反が発覚。の判断で夏場所を休場していた。一部では竜電自身の「不倫疑惑」も報じられていた。

相撲協会の発表では、竜電は昨年3月12日から今年1月20日までの間で原則外出が禁止されている期間中に合計25回にわたり、女性と会うために不要不急の外出を繰り返していたという。

協会が公表した報告書では竜電の違反について「部屋住みでなく自宅があることや(3月の)大阪場所中も個室を与えられていたことで周囲の監視にさらされていなかったのをよいことに、女性と合計25回にも及ぶ逢瀬をくり返していた。まずもって、外出禁止違反が多数回であること及びそのほとんどが本場所中であったことのみで、厳しい非難に値するというべきである。このような行為は、協会の秩序と信用・名誉を著しく既存するものであると共に、その無自覚で軽薄な行為は許し難い」と厳しく断じた。

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