西・東日本 これまでの大雨により地盤の緩んでいる所も 土砂災害や低い土地の浸水などに注意・警戒

27日(木)午後4時30分現在の雨雲の様子

 東日本では、27日(木)は雷を伴った激しい雨が降る所がある見込み。また、西日本と東日本では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所がある。27日夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。

27日(木)正午の実況天気図

 梅雨前線上の東海道沖に低気圧があり、発達しながら東北東に進んでいる。低気圧は、27日夜には三陸沖へ進み、西日本から東日本では、前線が南下する見込み。東日本では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、27日は雷を伴った激しい雨の降る所がある見込み。また、西日本と東日本では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所がある。西日本と東日本では27日夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要だ。

<雷・突風>

積乱雲が近づくサイン

 東日本では、27日夜遅くにかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込み。落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。ひょうが降るおそれもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要だ。

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