ワタベ取引先90億円の債権放棄

婚礼大手の再生計画成立

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 経営再建中の婚礼大手ワタベウェディングは27日、金融機関6社による約90億円の債権放棄を軸とした事業再生計画がまとまったと発表した。新型コロナウイルス流行に伴う業績悪化で3月に私的整理の一種「事業再生ADR」を申請、債権者と協議を重ねてきた。今後は医薬品製造などを手掛ける興和(名古屋市)の完全子会社として経営の立て直しを図る。

 27日開催の債権者会議で事業再生計画がまとまった。28日には京都市内で臨時株主総会を開き、興和の傘下入りを決議する見通しだ。

 ワタベは興和を引受先とする第三者割当増資で20億円を調達して資本を増強する。