小西ひろゆきは何様のつもりだ!|鈴木宗男 “国会の爆弾男”“立民のエース”などと呼ばれる小西ひろゆき議員。だが、国民の多くは気づいているのではないだろうか。「相手にする価値もない無礼な男」だということを。しかし、彼は国会議員だ。彼の暴挙をこれ以上許してはならない。鈴木宗男議員が、小西ひろゆき議員の言動を一刀両断!

国会遅刻騒動、大ブーメラン!

5月25日、参議院外交防衛委員会で質疑に立ち、20日の当委員会が流会になったことを質した。

__2015年3月30日、参議院外交防衛委員長が理事懇談会に2~3分遅れ、この時、立憲民主党(当時民主党)の小西ひろゆき氏方が中止に追い込んだ。
4月2日、当委員会で片山さつき委員長は謝罪をしたが、その時、小西氏は『心からお詫びをしていない』と委員長を叱責し、片山委員長は涙声で謝罪した。
6月11日、当委員会においてトップバッターで質問予定の小西ひろゆき氏は3分も遅刻してしまった。
今度は片山委員長から小西氏は注意を受ける羽目になった。まさに大ブーメランである。小西氏は遅刻したが、片山委員長は『十分ご注意いただきたい』と大人の対応をなされ、委員会は予定通り行われた。
中山防衛副大臣が2分遅れたが、岸防衛大臣は来ており、審議に支障はなかった。にも関わらず委員会を流会させる事は、如何なものか__

と委員長にお尋ねしたのである。

この事に関し、昨日の小西氏のTwitterで次のように書かれている。

「相手にする価値もない」と勝利宣言?

「狼藉は早速理事会で問題となった」とあるが、理事会に出ている我が党の浅田委員に聞くと、「狼藉など」という話は理事会では出ていないとの事である。

「マスク無しでの大声の発言も問題になった」とあるも、話題になっていないとの事である。
私が発言したのは、中断中に小西氏がいろいろ言っているので注意したもので、ちょうど水を飲んでいる時に一瞬マスクを外した時の出来事である。

また、小西氏は次のようにも書いている。

「相手にする価値もない」という言葉を香典倍返しでお返ししたい。小西ひろゆき氏がなんぼのものかと。

私は20年前、国策捜査で逮捕され最高裁まで闘った。司法判断で現職議員として失脚する事になった。私はルールにのっとり、収監に応じた。この時、私は再審請求をし、今も継続中である。そして裁判所の判断は黒判決だったが、2年前の参議院選挙で堂々と当選する事ができ、国民は私に白判決を出してくれたと感謝している。

私は政治家としてやましい事はしていないので、死ぬまで悪しき権力とは闘っていく。

「私が立案し、立憲が国会提出する『歳費返納法』」とあるが、小西氏よりも公明党さんが先に提案し、今、与党で法改正の議論をしている。立憲はまだ提出しておらず、これも身勝手な「いいとこどり」の発言である。

次のような書き込みもある。

多くの人から「小西氏の頭はどこかズレている。虫かばい菌が入っている。鈴木先生、相手にする価値はないのは小西です。こんなものに負けないで下さい」と激励の声があった。

私は小西氏から「文句があるなら直接言ってこい」と言われた事はない。
3月18日の参議院予算委員会で、質問者たる私に向かって後ろからゴチャゴチャ言っているので、私が「委員会終わってから直接言え」と一喝したのである。

どうも小西氏は何かにつけ自分の都合のいいような頭づくりである。

小西よ、自分の頭の中を整理しろ!

5月21日の上記のTwitterも誤魔化しである。正確を期すために、やりとりを紹介したい。

○鈴木宗男君
先ほど来質疑の中で質問通告で通告があったないの話もありますけれども、武田大臣、私のところには、小西洋之議員は深夜でも役所に電話をして迷惑している、さらには体調を崩したという情報も寄せられておりますけれども、そういう話は聞いておられますか。

○国務大臣(武田良太君)
詳細について現場の方からは上がってきていないわけですけれども、担当の課長が体調を崩され、休暇をいただいたという事実は私の方には報告が上がっていますが、その理由については私の段階では把握はいたしておりません。(発言する者あり)

答弁で武田大臣が認めている。私にいうのではなく、武田大臣に聞くのが筋ではないか。これもズレた話である。

また、同日のTwitterでは以下のように書いている。

総理も官房長官も遅刻した事に謝罪と注意をするのは当然だ。
私は2分の遅れで大事な委員会を開かせない、止める事は国民から負託されている国会議員のやる事ではないと言っているのである。
私は「媚び」を売らなくても十分政治家としてやっていける。
これもそっくり小西氏に「恥ずかしいことだ。自分の頭の中を整理しろ」とお返ししたい。

限度を超えている格下男

小西氏がどんな権限を持っているのか教えてほしいものだ。
「暴挙に対処する権限を持っている」というのか。何様のつもりでこういう発言をするのか。

「この人の頭づくりは自分中心でしかなく、政治家として失格です。いや、人として問題です」という声も多数、寄せられた。何をかいわんやである。

読者の皆さんのお受け止めはいかがであろうか。

「相手にするほどの男ではありません。自分中心ですから、ここは鈴木先生、正しい指摘をしっかりやって下さい」という声に勇気100倍である。

参議院予算委員会で「嘘でもいいから口頭で質問通告したといえ」と議員をそそのかした小西氏である。私の事をあれこれ言う前に、「嘘でもいいから口頭で質問通告したといえ」と言った事に反省も謝罪もない小西氏は、自分の発言にどんな責任を取るのか。その点、何も弁明、説明はない。

「先ず自分の発言に責任をもて」「この程度の人間性だと思うと逆に情けない」「鈴木先生、相手にすると鈴木先生が軽く見られる恐れがありますが、黙っていると嘘話が本当になりますので、ここは徹底してやって下さい」等々の話が寄せられた。

意を強くして格下ではあるが、向き合って参りたい。

(2021年5月26日「ムネオ日記」を再構成)

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鈴木宗男

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