ジダン氏がRマドリード監督辞任 ユーベ行きの可能性消滅寸前で浪人か

ジダン政権は幕を閉じた(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードは27日、ジネディーヌ・ジダン監督(48)が辞任したと発表した。契約はあと1年残っていたが、クラブは辞意を受け入れた。

2019年3月にRマドリード監督に復帰して昨季はリーグ制覇を果たしたが、今季は2位に甘んじた。欧州チャンピオンズリーグ(CL)でも準決勝で敗退し、無冠でフィニッシュ。リーグ戦終了後の25日にクラブのフロレンティノ・ペレス会長と会談し、辞意を伝えたと言われていた。

次期監督はACミランやユベントス(ともにイタリア)などを率いていたマッシミリアーノ・アッレグリ氏(53)の就任が濃厚と言われていたが、ここへきてインテル(イタリア)の監督を電撃辞任したアントニオ・コンテ氏(51)も急浮上している。

ユベントスがアンドレア・ピルロ監督を解任することが決定的とあって、ジダン氏が後任監督となると見られていた。しかし、イタリアの各メディアはアッレグリ氏の復帰を予測。このままいけばジダン氏の行き場はなくなるため〝浪人〟となることが濃厚だ。

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