阪神・矢野監督「うちとしてはやりたいのが一番」 “コロナ禍”西武との交流戦延期の可能性も

アルカンタラの降板を告げる矢野監督

27日のロッテ戦に4―6と逆転負けし、交流戦カード負け越しスタートとなった阪神で、先週末に引き続き“悩ましい”問題が起きる可能性が浮上した。

チームは28日、当日移動で敵地・メットライフドームで西武3連戦を行う予定となっているが、この日、西武・源田壮亮内野手(28)の新型コロナウイルス感染が判明。西武は濃厚接触の疑いがある選手・スタッフ8人を球団の独自判断によりベンチ入りから外し、試合前には、それ以外の首脳陣・選手・スタッフ全員を対象にPCR検査を実施。この検査結果次第では、西武陣営が試合開催困難な状況に陥る可能性もある。開催の可否は28日当日になる見込み。

阪神は先週末21日からの広島3連戦も広島側のPCR検査で陽性判定を受けた関係者が続出したため、中止となっている。矢野燿大監督(52)は「(先週開催中止になった)広島の3試合もなくなってしまったから、うちとしてはやりたいのが一番だけど、こればっかりは決められない。従うしかない。指示待ちかな」と心配顔だった。

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